ふすまを貼り替えた 現場検証編

★父からの依頼


これは、2017年7月のDIYです。

我が家は実家の隣に家を建てています。

元々文化住宅があり、祖母が運営・管理をしていたのですが、祖母が亡くなり建物が古くてボロボロだったこともあって、取り壊したときにそこに家を建てさせてもらいました。

実家と我が家の間は、仕切りもなく、家と家の間には、父が管理している家庭菜園スペースがあります。



奥に見えるのが我が家です。写真を撮っている僕の背中側に実家があります。



★父の畑を縮小してもらって建てた作業小屋


ちなみに、一番奥の部分の畑を少し縮小してもらって、作業小屋を建てました。



 作業小屋を作ってみた

いろんなDIYをしてきましたが、建物を建てたのは、このときだけです。

基礎を作るときには、たくさんのコンクリートブロックを買ってきて、セメントも練って、腰が痛くなりました。

 基礎工事

建物を建てていくときには、2×4工法を調べて、壁を立てていき、怖い思いをしながら屋根を貼りました。

 壁を立てる 

 屋根を貼る

壁を貼っていくのは、こだわって面倒な工法にしてしまったため、時間もたくさんかかったし、木くずが大量発生してしまったし、塗装も大変でした・・・。でもできあがったときに壁をみるとうれしくなりました。

 壁を貼る

内装を整えていくのも、いろんな作業があり、1つ1つを楽しみながら進めていったように思います。

 建具を作る

前にも書きましたが、飽き性なので、1つの作業を繰り返し続けていくよりは、様々な作業をできる方が向いているので、楽しんで作業できていたと思います。

そのためのスペースを作ってくれたのは、家庭菜園のスペースを譲ってくれて、作業を手伝ってくれた父のおかげだと思っているので、何か恩返しができればと考えていました。



★父への恩返しミッション発動


そんなとき父から、
「前に畳から床に貼り替えた部屋のふすまが破れているから何とかしてほしい。」
と言われました。

 畳をフローリングに貼り替えた

うまくできるかどうかわかりませんが、なにやら楽しそうな作業だし、何よりもいい恩返しになるだろうと思ったので、二つ返事で了承しました。

まずは、現場を確認します。



このふすまですね。

遠目に見ると目立ちませんが、よく見ると穴がたくさん開いているし、紙もボロボロになっています。

聞くと、家を建ててから40年近く交換していないそうです。

40年ももったことの方が驚きですが、これ以上このままにしておくと、細かい屑が床に落ちていって、いつも汚いままになるし、吸い込むと体にも悪そうです。



★ふすまについて理解を深めよう


作業前にふすまの構造について調べてみました。

中の骨組みは、障子のように木を格子状に組んだもののようです。




これは、障子紙を紹介するための画像ですが、中の木はこんな風に組まれているそうです。

その上に下地用の紙が貼られて、その上に外装用のふすま紙が貼られるようです。

まず、確認しないといけないのは、下地の紙が無事なのかどうかです。もし無事でないなら、その下地用の紙から交換が必要になってしまいます。

インターネットでも購入できるものですが、作業量を考えると、下地が無事だと助かります。

ただ、長い年月穴が開いてしまっていたら、下地にも影響があるかもしれません。

ふすまを外して、下地の確認をしてみることにしました。


表側の上の方の様子です。劣化が進んでいて、ひどい状態です・・・。下地まで影響が出ていそうですね。


下地もダメになっていました・・・。

というか、外装用のふすまを剥がした時に、一緒に剥がれてしまったところもあります。

どちらにしても、そのまま上からふすまを貼ることはできなくなりました。

さあ、どうしましょう・・・。

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