★実家の使われていない畳敷きの部屋
これは、2014年1月のDIYです。
我が家は、実家の隣に建っています。
元々は、祖母の管理していた文化住宅があり、その土地に、家を建てさせてもらったのです。
今回のDIYは、隣に住む両親からの依頼です。
和室を畳からフローリングにしてほしいと頼まれました。
畳を撤去しかけてから写真を撮ったので、手前の方は、もう写真がありません。
奥は、押し入れなのですが、床板はもうボロボロです。
ってか、5mmほどのベニヤ板が入っているだけで、新築当初から踏み抜きそうな状態だったのでは?築35年ほどなので、仕方ないのでしょうか。
畳の撤去はけっこう大変でした。今まで畳を持ち上げたことはなかったのですが、かなり重いです・・・。両親のいない間に頼まれたので、1人での作業でしたが、これだけで休憩をとったほどです。
新しい畳は、真ん中が発泡スチロール状で、軽くて断熱がいいと聞いても、安っぽいな・・・、としか思っていなかったですが、昔の畳を持ってみて、運ぶ時の重さもそうですが、家の土台にかける負担を考えても、軽い方がいいのかなと感じました。
畳の撤去完了です。ベニヤ板の上のほこりを掃除機で吸いました。
ここで、問題が発生です。畳1枚のサイズは、ベニヤ板より大きいのです。
フローリングを張るためには、畳の高さとフローリングの板の高さの差があるので、このベニヤ板の上に、角材を並べて、その上にベニヤ板をもう一度張ってからフローリングを敷くことになります。
ベニヤ板と畳のサイズが合わないということは、上から張るときに、細かなサイズ調整が必要になります。そういう細かい作業は苦手で、よくミスが起きるのです。
まあ、考えていても仕方がないので、作業再開です。ホームセンターで必要な量のベニヤ板と角材を購入してきました。
障子の敷居の高さとフローリングの高さができるだけ近くなるようにしたいので、その差を埋めるように計算しました。
角材が35mmで、ベニヤ板が12mm
障子の敷居までの高さは、約50mmということで、3mmの差はありますが、許容範囲だと考え、この組み合わせでいきます。
角材を敷き始めました。これは仮置きですが、一度全体を並べてカットしていって残りの部分を確認しているところです。
上に張るベニヤ板のサイズに合わせ、ベニヤ板が弛まないように支えを入れます。
分かりにくい絵ですみません。縦の角材が均等でないのも、目をつむってください・・・。茶色がベニヤ板で、黒枠が角材です。
このように角材を敷くと、ベニヤ板は弛まずに安定すると考えました。
外の角材がはみ出ているのは、隣のベニヤ板も支えるためです。
我が家は、実家の隣に建っています。
元々は、祖母の管理していた文化住宅があり、その土地に、家を建てさせてもらったのです。
今回のDIYは、隣に住む両親からの依頼です。
和室を畳からフローリングにしてほしいと頼まれました。
畳を撤去しかけてから写真を撮ったので、手前の方は、もう写真がありません。
奥は、押し入れなのですが、床板はもうボロボロです。
ってか、5mmほどのベニヤ板が入っているだけで、新築当初から踏み抜きそうな状態だったのでは?築35年ほどなので、仕方ないのでしょうか。
★初体験 昔の畳はけっこう重たい
畳の撤去はけっこう大変でした。今まで畳を持ち上げたことはなかったのですが、かなり重いです・・・。両親のいない間に頼まれたので、1人での作業でしたが、これだけで休憩をとったほどです。
新しい畳は、真ん中が発泡スチロール状で、軽くて断熱がいいと聞いても、安っぽいな・・・、としか思っていなかったですが、昔の畳を持ってみて、運ぶ時の重さもそうですが、家の土台にかける負担を考えても、軽い方がいいのかなと感じました。
畳の撤去完了です。ベニヤ板の上のほこりを掃除機で吸いました。
ここで、問題が発生です。畳1枚のサイズは、ベニヤ板より大きいのです。
フローリングを張るためには、畳の高さとフローリングの板の高さの差があるので、このベニヤ板の上に、角材を並べて、その上にベニヤ板をもう一度張ってからフローリングを敷くことになります。
ベニヤ板と畳のサイズが合わないということは、上から張るときに、細かなサイズ調整が必要になります。そういう細かい作業は苦手で、よくミスが起きるのです。
まあ、考えていても仕方がないので、作業再開です。ホームセンターで必要な量のベニヤ板と角材を購入してきました。
障子の敷居の高さとフローリングの高さができるだけ近くなるようにしたいので、その差を埋めるように計算しました。
角材が35mmで、ベニヤ板が12mm
障子の敷居までの高さは、約50mmということで、3mmの差はありますが、許容範囲だと考え、この組み合わせでいきます。
角材を敷き始めました。これは仮置きですが、一度全体を並べてカットしていって残りの部分を確認しているところです。
上に張るベニヤ板のサイズに合わせ、ベニヤ板が弛まないように支えを入れます。
分かりにくい絵ですみません。縦の角材が均等でないのも、目をつむってください・・・。茶色がベニヤ板で、黒枠が角材です。
このように角材を敷くと、ベニヤ板は弛まずに安定すると考えました。
外の角材がはみ出ているのは、隣のベニヤ板も支えるためです。
★フローリングを貼る前に高さを調整しよう
ベニヤ板を角材の上に置いていきます。
置いて、コーススレッドで固定していきます。
コーススレッドとネジの違いってなんだろうと気になって調べてみましたが、コーススレッドもネジの中の1つのようです。
ネジ山が粗いものを、コーススレッドというようです。今回の作業では、コーススレッドを使用します。
固定して上に乗っても、弛みません!!自分の作業があまり、信じられていないので、嬉しい瞬間です。この調子でばんばん固定していきます。
ちなみに微妙な隙間ですが、端っこには負荷がかかるだろうし、フローリングを貼ったときに、部屋の隅っこは、絶対にフローリングの端っこになります。
端がゆがむのは、フローリングの仕上がりに影響があるように思うので、微調整を中央部でとることにします。
こんな感じで、隙間を開けておきます。ちなみに、部屋の大きさは、畳4枚分でした。4畳ですね。
中央の隙間を何で埋めるか悩んでいたのですが、ベニヤ板を買うのはもったいないと感じたので、杉板を購入しました。細い板材なので、無駄なく使えそうだったからです。
その杉板を、サイズを測ってカットして、差し込みました。
仕上がりはこんな感じです。縦・横のどちらの方向にも、隙間を埋める杉板が入りました。高さもほとんど差がないので、これでよしとします。
★押し入れの床のボロボロさが気になる・・・
後は、フローリングを貼っていくだけ!!と思っていたのですが、ここで押入れが気になり始めました。
前回の記事でも掲載していましたが、床をきれいにしても、押し入れがこの状態なのはなぁ・・・。
そのままフローリングの貼り付けをしたいのですが、どうしても気になるし、両親も喜ぶだろうと考え、押し入れの床の貼り替えから行います。
ベニヤ板が剥がれてきていて、使い物にならない状態です。小さい子どもが、かくれんぼをしようとして入りこんだ日には・・・。
ベニヤ板が剥がれてきていて、使い物にならない状態です。小さい子どもが、かくれんぼをしようとして入りこんだ日には・・・。
そんなベニヤ板を剥がしてみます。力を入れなくても、簡単に剥がれました。
昔ながらの作りだと仕方ないのでしょうか・・・。角材のみでささえており、断熱も防湿もされていません。床下からの湿気でベニヤ板がやられてしまったように思います。
このまま板を貼ろうかと思ったのですが、ここから冷気が侵入すると、住み心地が悪くなると思ったので、ここを断熱することにします。
断熱材には、スタイロフォームという発泡スチロールのような板状のものを使用しました。
これが、スタイロフォームです。発泡スチロールよりしっかりしていて、思ったより頑丈な感じがします。
きっちりサイズではめこめば、簡単には外れないと思いますが、板を貼ってから外れてはもう元には戻せません。下にスタイロフォームが落ちないように考えてみました。
固定方法ですが、悩んだ末、この方法にしました。コーススレッドを床下の支えになっていた角材の側面に打ちます。
打つ位置は、スタイロフォームが上に重なったときに、角材の上の面とそろう位置です。(コーススレッドの上の幅とスタイロフォームの厚さを合わせる。)
そこにスタイロフォームをサイズ通りに切って、はめていきます。
サイズ通りか、1~2mm大きいくらいにカットすると、きつきつで詰めることができて、隙間がなくなります。
小さすぎて隙間だらけだと、断熱できないと考え、多少きつめに詰めていきました。
どうしようか悩んだのは、この中央の奥の部分です。床板の固定のためか、角材の短くカットされたものが、2本突き出ています。めんどくさい形ですね・・・。
この2本は何か意味があるのかもしれないと考え、スタイロフォームをこの形にカットして、はめることにしました。
ところどころ、隙間があるとこもありますが、ほぼきっちりと埋めることができました。
驚いたことに、ここをふさぐと、ずっと冷たい風が通っていて寒かった部屋が、温かく感じられるようになったのです!!
こんなところで、床下を断熱することの大切さに気付きました。
家にあった端材がほとんど同じサイズだったので、押し入れの床材には、その板を使いました。
少しできた隙間には、パテを流して、固定しました。
脱線してしまいましたが、これにて押し入れの補修は完了です。次回はようやく、フローリングを貼っていきます。
昔ながらの作りだと仕方ないのでしょうか・・・。角材のみでささえており、断熱も防湿もされていません。床下からの湿気でベニヤ板がやられてしまったように思います。
このまま板を貼ろうかと思ったのですが、ここから冷気が侵入すると、住み心地が悪くなると思ったので、ここを断熱することにします。
断熱材には、スタイロフォームという発泡スチロールのような板状のものを使用しました。
きっちりサイズではめこめば、簡単には外れないと思いますが、板を貼ってから外れてはもう元には戻せません。下にスタイロフォームが落ちないように考えてみました。
固定方法ですが、悩んだ末、この方法にしました。コーススレッドを床下の支えになっていた角材の側面に打ちます。
打つ位置は、スタイロフォームが上に重なったときに、角材の上の面とそろう位置です。(コーススレッドの上の幅とスタイロフォームの厚さを合わせる。)
そこにスタイロフォームをサイズ通りに切って、はめていきます。
サイズ通りか、1~2mm大きいくらいにカットすると、きつきつで詰めることができて、隙間がなくなります。
小さすぎて隙間だらけだと、断熱できないと考え、多少きつめに詰めていきました。
どうしようか悩んだのは、この中央の奥の部分です。床板の固定のためか、角材の短くカットされたものが、2本突き出ています。めんどくさい形ですね・・・。
この2本は何か意味があるのかもしれないと考え、スタイロフォームをこの形にカットして、はめることにしました。
ところどころ、隙間があるとこもありますが、ほぼきっちりと埋めることができました。
驚いたことに、ここをふさぐと、ずっと冷たい風が通っていて寒かった部屋が、温かく感じられるようになったのです!!
こんなところで、床下を断熱することの大切さに気付きました。
家にあった端材がほとんど同じサイズだったので、押し入れの床材には、その板を使いました。
少しできた隙間には、パテを流して、固定しました。
脱線してしまいましたが、これにて押し入れの補修は完了です。次回はようやく、フローリングを貼っていきます。
★いざフローリング貼り作業!!
下地ができて、押し入れの床も完成したので、ついにフローリングの貼り付けをしていきます。
フローリングは、どんなものがいいのか、両親に聞いたのですが、「あまり立ち入らない場所なので、安いのがいい」とのことでした。
なので、ネットで探して、単価の安いものを購入しました。
②前に貼ったフローリングのへこんだ部分に
次のフローリングの出っ張った部分を差し込む
下の画像のように、フローリングには「実(さね)」という部分があり、その部分同士がくっつくことで、はがれにくく一体化するようになっているそうです。
フローリングは、どんなものがいいのか、両親に聞いたのですが、「あまり立ち入らない場所なので、安いのがいい」とのことでした。
なので、ネットで探して、単価の安いものを購入しました。
フローリングにもいろんな種類があるのでしょうが、今回購入したものは、幅300mmほどで、長さが1800mmほどでした。
貼り方としては、
①フローリングの裏に接着剤を塗る②前に貼ったフローリングのへこんだ部分に
次のフローリングの出っ張った部分を差し込む
下の画像のように、フローリングには「実(さね)」という部分があり、その部分同士がくっつくことで、はがれにくく一体化するようになっているそうです。
③貼ったフローリングのへこんだ部分に
ポンチという道具を使ってスクリュー釘を打ち込む
の3点が基本になります。
初めの1枚を貼ったところです。
初めの一枚は、実(さね)の出っ張った部分が邪魔になるので、出っ張り部分をカットしておく必要があります。
特に出入り口側で、粗が目立つので、慎重に作業をしました。そのおかげか、きれいにおさめることができました。
逆側から見たら、こんな感じです。
ここに隙間が開くのは嫌だったので、一安心です。
なお、特別な場合を除くと、外周部分には巾木をつけるので、多少の粗なら、隠すことができます。
(巾木・・・壁の一番下の部分にある50mmほどの木の板状のもの)
ただ、この部屋は和室で塗り壁のため、巾木がありませんでした。なので、作業は特に慎重にしていきます。
写真をよく見ると分かると思うのですが、フローリングの長さは、1800mmほどです。この長さでは、1枚で端までは足りません。
そこで、2枚以上のフローリングを継ぎ足すことになるのですが、フローリングの端が、同じ位置に来てしまうと、よくないそうです。
そこで、端材を活用しつつ、端がずれていくように調整しています。
また、フローリング同士がくっつきすぎるのも問題なようです。特に冬場の作業では、木材は乾燥していることが多いので、注意が必要です。
木材なので、湿気を吸って膨張したときに、逃げ場がなくなるのを防ぐために1mm弱くらい、隙間を開けておきます。
写真は撮っていませんが、スペーサーというものを挟んでおきました。
ポンチという道具を使ってスクリュー釘を打ち込む
の3点が基本になります。
初めの1枚を貼ったところです。
初めの一枚は、実(さね)の出っ張った部分が邪魔になるので、出っ張り部分をカットしておく必要があります。
特に出入り口側で、粗が目立つので、慎重に作業をしました。そのおかげか、きれいにおさめることができました。
逆側から見たら、こんな感じです。
ここに隙間が開くのは嫌だったので、一安心です。
なお、特別な場合を除くと、外周部分には巾木をつけるので、多少の粗なら、隠すことができます。
(巾木・・・壁の一番下の部分にある50mmほどの木の板状のもの)
ただ、この部屋は和室で塗り壁のため、巾木がありませんでした。なので、作業は特に慎重にしていきます。
写真をよく見ると分かると思うのですが、フローリングの長さは、1800mmほどです。この長さでは、1枚で端までは足りません。
そこで、2枚以上のフローリングを継ぎ足すことになるのですが、フローリングの端が、同じ位置に来てしまうと、よくないそうです。
そこで、端材を活用しつつ、端がずれていくように調整しています。
また、フローリング同士がくっつきすぎるのも問題なようです。特に冬場の作業では、木材は乾燥していることが多いので、注意が必要です。
木材なので、湿気を吸って膨張したときに、逃げ場がなくなるのを防ぐために1mm弱くらい、隙間を開けておきます。
写真は撮っていませんが、スペーサーというものを挟んでおきました。
最後の1枚です。最後の1枚だけは、難易度が高く、幅を調整しなければいけません。
しかも、貼り方や部屋の寸法によっては、余っている幅が、場所によって異なることもありえます。
幸い、今回は均等な幅になっていて助かりました。
巾木がないため、端の部分も隙間は開けたくないのですが、通常通りに前のフローリングと、実(さね)を合わせて貼ると、実を重ねた分、板の融通がきかなくなってしまい、ぎりぎりにはめることができなくなってしまいます。
そこで、この部分だけは、実(さね)をカットして、接着剤を多めにして、留めることにしました。
使用頻度の高い場所だと、隙間をなくすことより、実(さね)をきちんとはめることを優先した方がいいかもしれません。
最後の1枚を貼り終えると、完成です!!
押し入れの襖をもどすと、こんな感じです。
洋風の床に和風の扉なので、違和感はありますが、今回は襖の張り替えは頼まれていないので、これにて終了です。
下地の調整(高さ)と、フローリングの貼り方に気を遣うDIYでした。
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