階段状の棚を作ってみた 製作編

★計画ができたので作ってみよう


今回の贈り物は、階段状の棚を、




古材風な木材で、


作ることにします。

まずは、材料探しからです。古材風ということで、使ったことのある材料を探します。



ボロボロな板が出てきました。写真はカット済みですが、もう少し長いものでした。

私は作業用の小屋をDIYしたのですが、その小屋を作ったときの残りの材料です。

 作業小屋を作ってみた

木材保護塗料を塗っておいたのですが、結局壁としては使わなかったので、そのままストックしていて、コンクリートで板状のものを作ろうとしたときに、型枠として使用しました。

正直、型枠として使えば、コンクリートも付着するし、コンクリートを扱うときに傷もできます。

きれいな製品を作る場合には、邪魔になるそんな要素も、「古材風」にするならば、必要な条件とすることができます。



★最低限の美しさを確保するためにやすり掛け


ただ、コンクリートが付いたままの板を贈るのはさすがにダメだと思ったので、表面をきれいにするために、電動サンダーをかけました。

手作業だと時間のかかるやすりがけも、電動工具を持っていると、あっという間に終了します。


やすりがけをすると、コンクリートは全部とることができました。これで不潔感は払しょくできました。


最初の状態と比べると、多少古材感は減りましたが、それでも日に焼けた風合い、使われていく間にへこんだり削れたりした部分などは、古材の感じが出ていると思います。

新品であっても、削ったり叩いたりして、古材風にすることがあるのですが、元々の板の材質は、なかなか変えることができないのですが、そもそもの板が古材風だったら、話が早いです。

材料の用意が完了しました。



元々は、コンクリートが付いて、不潔感さえあったのですが、


サンダーで磨くことで、古めかしいものの、不潔ではなくなりました。


木目以外に縦線が入っていますが、経年劣化で出たと考えると、長年使いこんだ感じに見えなくもありません。



★組み立てられるように加工する



その杉板に、切り欠きを入れていきます。

板の半分までを、板の厚さ分切り欠きます。

この切り欠いた部分どうしを組み合わせれば、板を縦横につなぐことができます。

切り欠くためにのこぎりを使ったのですが、まっすぐに切ったつもりでも、線がガタガタになってしまうことがあります。ガタガタだと、仕上がりがきれいになりません・・・。

そこで、今回は、余っている杉板をガイドとして当ててみました。


影があって分かりにくい写真ですが、横向きの板が当たっている部分をのこぎりで切っています。

ガイドがある分、多少はまっすぐに切ることができたと思います。


この切り欠きが厚すぎると、板同士をはめたとき、ブカブカになってしまい、ずれやすくなります。

逆に薄すぎると、木をはめるときに苦労します。ひどいときには、はめていくときには割れてしまいかねません。

なので、切り欠いた後、はめてみるときが一番緊張する場面です。


★切り欠きどうしがうまくはまるか



何とか組み上げることができました。

しっかり採寸しておいたので、組み合わせもずれなくできました。

このまま組み上げて、コーススレッドで固定して終わりでもいいのですが、もう少し雰囲気づくりをがんばってみようと思います。


物が置かれる場所になる水平方向の板には、白ペンキを塗りました。特に参考にした事象はないのですが、縦と横を塗り分けた方が、いい気がしたのです。


もう一度組み上げました。

どうなんでしょう・・・。いいのかどうかもよく分かりません・・・。


せっかくなので、もう少し古材感を出したかったので、やすりで削りました。そして最後にブライワックスのアンティークブラウンをすり込んで完成です。

ブライワックスのおかげで、古材感がアップしました。


サイズ的には、CDや文庫本が入るサイズになっています。


妻に協力してもらい、家にある物を飾ってみました。

同僚宅でどんな使われ方をするのか分かりませんが、渡したときには、とても喜んでくれていました。

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