古い鉛筆削りのアンティーク加工

★妻の鉛筆削り


これは、2016年3月のDIYです。

我が家は、男の子3兄弟です。

女の人は、妻だけです。

そして、子どもたちが使っているのは、妻が子どものころに使っていた鉛筆削りです。


年季を感じる上に、かなり女子向けな鉛筆削りです。

もちろん、もともとこれを使っていたわけではありません。

長男が小学校に入学する年に、電動の鉛筆削りを買いました。



でも、次男も小学校に入学して2人で使っていたら、壊れてしまったのです。

使い方が乱暴だったのか、耐用年数を超えていたのか・・・。

どちらにしても、使っていない鉛筆削りが実家から出てきたので、この鉛筆削りを使ってもらいます。

鉛筆削りなんて、誰かに見せるものでもないので、この際デザインは関係ありません・・・。

というわけにはいかないようです。

子どもたちから難色を示されました。

そこで、金属っぽく、エイジング加工することで、子どもたちを納得させようと思います。



★まずは金属っぽく塗装しよう


今回は、ダイソーで購入したスプレーを使ってみます。


110円でスプレー塗料が買えるとは!!

量は少ないですが、小さいものであれば、十分に足りる量です。


スプレーしました。

鉛筆を差しているのは、鉛筆も塗装したかったからではなく、鉛筆を削る穴に塗料を入れたくなかったからです。

削るところに塗料がつくと、削れなくなるかも、と考えました。

鉛筆削りの受けも外しています。


受けの部分もピンク色なので、

これもダイソー商品なのですが、ガラス用の目かくしシートを使います。


目かくしシートを広げて、受けの部分より少し大きめにカットします。


受けの部分に貼り付けます。

すると、若干ピンクが透けるではありませんか!!

ちょっと面倒だったので、その部分だけ油性ペンで塗って対処しました。

もう一度貼り直します。


多少透けますが、もうこれでいいと思い、進めます。


全面と背面以外に貼ると、受けの部分が本体に入らなくなるので、

合わせてカットします。


背面はこんな感じです。


本体と合わせると、こんな風になりました。

薄っぺらい感じはしますが、メタリックですね。

女の子感は消せました。



★エイジング加工に突入!!


ここからエイジング加工していきます。


ダイソーで買ったアクリル絵の具をスポンジでトントンしていきます。

絵の具のつけすぎに注意です。

べっとりつくと、不自然になるので。


完成です!!ちょっとやりすぎました・・・

鉛筆削りをどこでどんな風に使ったら、こんな風合いになるのか・・・。

でも、子どもたちは喜んでくれたので良かったです。

ガムボールマシンに錆加工してみた

★憧れのガムボールマシンを入手!!


これは、2016年2月のDIYです。

近所のホームセンターで、ガムボールマシンを入手しました。


厳密には、「スナックディスペンサー」と書いてあるので、ガムボール用のディスペンサーではありあせん。

でも、ずっと欲しいと思っていたものなので、まあ、ガムもはいるだろうというノリで購入しました。

1000円弱で買えたと思います。



ネットでも買えるようですね。

ちなみに、今回は塗装をする予定だったので、色の混ざり具合を考えて、白を購入しました。


組み立てると、こんな感じです。

安物なので、形状もありきたりだし、中身の動きも面白みはありません。

でも、ガムボールマシンに違いはないので、見た目のレベルを上げるために、DIYしていこうと思います。



★金属っぽく塗装してみよう


目標は、金属っぽく、古めかしい感じです。

塗装は、アクリル絵の具で行いました。

アクリル絵の具は、容器や使うときの感じは水彩絵の具(小学校で使うようなもの)と似ています。

でも、水彩絵の具は、塗って乾いた後、水が付くとにじんでしまいますが、アクリル絵の具なら、にじみません。

DIYで使うのにもってこいな材料です。





金属なので、必須は、シルバーとゴールドです。

今回は、ゴールドではない気がするため、シルバーを中心に色塗りをしていきます。


ばらばらにしました。透明な部分は、そのままにします。


塗装しやすくするために、紙コップや要らない箱の上に

塗装したいパーツを載せます。


1回目は、塗装のノリも悪いのですが、ベッタリ塗っていきます。

全然金属っぽく見えないですが・・・。


こちらの部品の方が、凹凸があるからか、金属っぽく見えますね。

3度ほど重ね塗りをすると、それっぽく見えるようになりました。



100均で買ったアクリル絵の具なのに、なかなかのクオリティです。

1本使ってないので、108円でこの状態まできました。



★エイジング加工


ここからは、錆加工をして、年季の入った感を出したいです。


錆加工は、スポンジを使ってやります。

今回、身近な所に一般的なスポンジを見つけられなかったので、メラミンスポンジを使っていますが、できれば、普通のスポンジの方がいいです。

普通のスポンジと比べて、メラミンスポンジは、目が細かいため、自然な錆っぽくするのが難しく感じました。


黒・茶色・こげ茶色など、何色か混ぜたり、そのまま使ったりして、加工を進めていきます。

色の濃い所、薄い所、錆の集まっている場所などを作っていくと本当に錆びているように感じます。


エイジング加工中に大切なのは、物語を設定することでしょうか。

どういう使われ方をしてきたのか、どういう場所で使われていたのか、どんな人が使っていたのか、そういうことを考えていると、傷の場所や錆の場所も決まってきます。

理由のある錆は、説得力があるように思います。

フェイクの技術を高めるのも、どうかとも思いますが・・・。

今回のテーマは、濡れた手で、持ち上げる機会の多かったマシンです。

手に持つ場所に錆が集中しています。


色をいくつか使うことで、

錆の感じや、腐食の感じが出せたと思います。


取り付けても、それなりに古いものに見えます。


取り出し口も、錆びて動かなそうですが、しっかり動きます。


中にチョコを入れてみました。

良い感じです。

これを小屋に置いて、小腹が空いたときに間食できるようにできます。

見た目重視のDIYでしたが、楽しいDIYでした。

電灯のシェードをエイジングしてみた

★作業小屋の電灯をなんとかしたい


これは、2016年1月のDIYです。

作業小屋関連のDIYです。

作業小屋で、暗くても作業できるように、電灯をぶらさげています。

電気の配線のときに、電灯用の差込口をつくってもらっていました。

ただ、それ以上の余裕がなかったので、傘も何もつけずに、放置していました。



★傘は買ったものの・・・


そこで、電灯の傘を購入したのですが、銀色で見た目に難があります。



昔の給食の食器の底に穴が開いたみたいですね・・・。

でも、値段は格安でした。



コードとソケットセットなので、設置するだけでいいので、楽ちんなセットです。

これをそのまま設置するのはいやだなぁ、と思うので、エイジング加工をしたいと思います。

目標は、年季の入ったホーローのシェードです。



★目指せホーロー容器


使うのは、アクリル絵の具です。


ただ、白がなかったのですが、買いに行くのが面倒だったので、


白だけ、ポスターカラーの白を使いました。

昔、パレットにポスターカラーを乗せて絵を描いて、剥がれなくなった経験があったので、アクリル絵の具っぽく使えるんじゃないかと考えました。


初めに、下地を汚しておきます。

たいして効果はないかもしれませんが、一応・・・。


続いて白く塗装していきます。

電気のシェードは、内側も良く見えるので、内側も白く塗っておきます。

ポスターカラーでも、問題ないようです。

後々問題が出るのでしょうか?

出たら、報告させていただきます。


ホーローっぽく見せるために、縁を塗っていきます。

緑と紺とでなやみましたが、紺にしました。

白い部分が凸凹しているのですが、紺に塗ったことで、

まあまあホーロー容器っぽく見えるようになりました。

給食の食器脱出成功です。


遠目に見ると、ホーロー容器みたいですね。

近くで見ると、やはり粗が目立ちます。

でも、電気の光で、直接見ることは多くないだろうし、この程度で良しとします。



★エイジング加工


そしてエイジング加工です。


白を削って、そこに、茶系の色を塗りました。

黒く塗ったところもあります。


下の方にも、傷を付けました。白い部分には色付けはしませんでした。


設置すると、こんな感じになりました。

遠目に見るといい感じです。


質素な感じですが、小屋にはぴったりです。