★壁板はどう貼ろうか・・・
本来の順番とは少し前後していますが、屋根が完成しているところまでお知らせしています。今回は、壁を何とかしていきます。
材料費をケチりながら、進めているのですが、壁をどうするか、悩みました。
多少変則的な所もあるのですが、今回、作業小屋は、2×4工法で建てています。
2×4工法の最大の特徴は、柱と壁でぐらつきを減らすことです。
線ではなく、面で支えることで、強度を増すようです。
これまた分かりにくくて申し訳ありませんが、柱と板を固定することで、グラグラしにくくなるのです。
家に近い側の壁は、先に板を貼ったのですが、そのときは、あまり深く考えていなかったので、ベニヤ板を外側に貼って、その外に透湿防水シートを貼りました。
通常の2×4工法の進め方通りです。
でも、他の面については、内と外にベニヤ板を貼るとなると、値段がけっこうすることになり、費用が増えてしまうことに気づいたのです。
そこで、ベニヤ板は内側だけに貼り、外側は透湿防水シートと杉の野地板で済ませることにしました。
★壁板は針葉樹合板にしました
決まったら、内側にベニヤ板を貼っていきます。
内側で雨水にさらされることもないからと、針葉樹合板を選びました。
理由は価格です。針葉樹合板の方が、普通の合板より安かったのです。
これは外側から見た写真ですが、このようにベニヤ板を貼っていきます。
大事なことは、貼りながら、歪みを解消していくことです。
SPFで立てた柱は、微妙に歪んでいるところがあるのですが、歪んだままで、板を貼ると、そこに隙間ができてしまいます。
隙間を作ったままで、完成させると、その隙間の分は揺れが出てしまうので、強度が下がってしまいます。
1人でやるには、厳しい所もありましたが、時には、遊びに来た子どもたちや、畑の水やりに来た父にも手伝ってもらいながら、板貼りを進めていきました。
角の板と板が重なった部分だけは、サイズを測って、板をカットする必要がありましたが、他は、どんどん貼っていくだけです。
しかも貼るたびに、強度が上がっていき、横から押してもグラグラしなくなっていきます。
目に見えて完成していくのが感じられるので、暑い中の作業でしたが、楽しい作業になりました。
★壁板を貼ったら小屋っぽくなった!!
こんな風に仕上がりました。
正面に見えるのは、窓です。
壁を貼りながら、ここに窓が欲しいなと思った部分にSPFを渡して固定し、そこだけ板を貼らないようにカットしました。
窓枠と隙間ができただけで、建物らしくなり、テンションも一気に上がります。
★外側をどうするか・・・
続いて外側をどうにかしていきます。
外壁がないと、横殴りで降ってくる雨が入ってしまいます。
そこで、まず下地として、透湿防水シートを貼りました。
何度も紹介していますが、値段で選んだシートです。
貼るときは、ぐるりと周囲を1周させるのですが、この小屋の場合、家に近い側は、回れるほどすきまがないため、その面だけ、壁立ち上げ前に貼ってしまっています。
なので、他の3面を続けて貼っていきます。
まず端っこにシートを当てて、タッカーで留めます。
タッカーとは、大きなステープラーのような道具です。
壁などに押し当てて、ハンドルを握れば、壁にステープラーの芯状のものが打ち込まれます。
そのタッカーでシートを固定していきます。
1人DIYなので、1人で作業できる工夫が必要です。
手に持っているロール状のシートを手放したいので、角まで進んで、シートの上の方だけ、仮固定します。
高さがずれなければOKだと思って進めます。
さらに次の面も角だけ仮固定して、最後の面に進みます。この面も角だけ仮固定しておきます。
最後にカッターかハサミでシートをカットすれば、ロールを手放せます。
なお、1mのシート1段では終われないので、2周以上するのですが、その場合は、下から貼っていきます。
分かりにくい絵ですみませんが、絵のように、下から先に貼ると、雨水が侵入しにくくなります。
逆に上を先に貼ると、シートを垂れてくる雨の侵入を許してしまいます。
せっかく防水しても、隙間から雨が入ったら意味がありません。
そこで、シートは下から貼るようにします。
仮固定後には、両手が空いているので、あとはまんべんなくタッカーを打ち込んでいきます。
特に、一番上の方と下の方、重なった部分は慎重に留めます。
本来であれば、ベニヤ板を貼って、その上から透湿防水シートなのですが、材料費を安く済ませるために、ベニヤ板は内側にだけ貼って、
外側は、シートの上に壁材を貼っておわらせることにしました。
断熱効果は低いし、頼りない感じがしますが、住居ではないので、費用対効果を考え、安上がりで済ませました。
なお、窓や扉など、後で建具を設置する場所は、シートをカットし、シートの端は、防水テープで柱に貼り付けて処理しました。
なので、他の3面を続けて貼っていきます。
まず端っこにシートを当てて、タッカーで留めます。
タッカーとは、大きなステープラーのような道具です。
壁などに押し当てて、ハンドルを握れば、壁にステープラーの芯状のものが打ち込まれます。
そのタッカーでシートを固定していきます。
1人DIYなので、1人で作業できる工夫が必要です。
手に持っているロール状のシートを手放したいので、角まで進んで、シートの上の方だけ、仮固定します。
高さがずれなければOKだと思って進めます。
さらに次の面も角だけ仮固定して、最後の面に進みます。この面も角だけ仮固定しておきます。
最後にカッターかハサミでシートをカットすれば、ロールを手放せます。
なお、1mのシート1段では終われないので、2周以上するのですが、その場合は、下から貼っていきます。
分かりにくい絵ですみませんが、絵のように、下から先に貼ると、雨水が侵入しにくくなります。
逆に上を先に貼ると、シートを垂れてくる雨の侵入を許してしまいます。
せっかく防水しても、隙間から雨が入ったら意味がありません。
そこで、シートは下から貼るようにします。
仮固定後には、両手が空いているので、あとはまんべんなくタッカーを打ち込んでいきます。
特に、一番上の方と下の方、重なった部分は慎重に留めます。
本来であれば、ベニヤ板を貼って、その上から透湿防水シートなのですが、材料費を安く済ませるために、ベニヤ板は内側にだけ貼って、
外側は、シートの上に壁材を貼っておわらせることにしました。
断熱効果は低いし、頼りない感じがしますが、住居ではないので、費用対効果を考え、安上がりで済ませました。
なお、窓や扉など、後で建具を設置する場所は、シートをカットし、シートの端は、防水テープで柱に貼り付けて処理しました。
★壁板の加工
これで、雨が降っても安心になりました。
なので、中に運び込んだ「元猫の小屋」を作業台として使い、壁に使う杉の未乾燥材を、加工していきます。
壁をどうするかについては、他の部分を作りながらも考え続けていた部分です。
簡単にできるのは、鎧張りという貼り方で、
右側の板が、壁材です。
下から貼っていき、少し重なりを作ることで、隙間からの雨の入り込みを防ぎます。
また、下から貼ることで、重なり部分は上の方が外側になるので、降って壁に付いた雨が垂れても、建物の内部には入り込みません。
板も加工せずにそのままでいいので、木材さえそろえればすぐにできます。
でも、DIYで楽しみながら作っているのに、ここを鎧張りで済ませるのはもったいない気がしてきました。
そこで、「合いじゃくり加工」という加工をして、板をフラットに貼れたらと思い、いろいろと調べてみました。
一番いいのは、加工済みの壁材を買うことですが、そんなことをしたら、建築費が一気に増えてしまいます。
なので、トリマーという電動工具を使って、自分で加工に挑戦します。
トリマーとは、板に溝を掘ったり、削ったりする工具です。
この工具を使って、板を下の絵のように加工します。
こんな風にしておけば、外から見たときには、フラットに見えるし、向きを気をつけておけば、鎧張り同様に、中に雨が入り込む心配はありません。
ただ、壁一面に貼り付ける板全てを、加工する必要があるので、けっこう大変な作業になりそうです・・・。
そこで、加工のための冶具を作ってみることにしました。
冶具とは、加工のために必要な補助具のことです。
したい加工によって、いろいろな冶具を作っておくことができます。
よく使われているのは、丸ノコの定規などでしょうか。
まず、廃材の板に、トリマーのケース部分を固定します。
ケースの四隅に穴があったので、これをネジ留めします。
その後、トリマーの通る部分に、穴を開けます。
本体を付けると、こんな感じです。
これをひっくり返して、トリマーを下にぶらさげて、トリマービット(削る部分)を上に出して、どんどん削っていく考えです。
裏から見るとこんな感じです。
後は、トリマーぎりぎりに板をつければ、削りたい板の端っこを削ることができます。
この後は、大量の板の加工です。
未乾燥材を買っていたので、多少乾燥期間をとりました。
板と板を少し離して放置しておくだけです。
その板を、並べて、電動サンダーでやすり掛けしていきます。
面倒なので、外側だけにしました。
やすり掛けすると
①表面をツルツルにして、手触りをよくする。
②塗料の量を少なくできる。
という効果が得られます。
②は、でこぼこしているときより、表面積が小さくなることが原因だそうです。
難しいことを考えなくても、ザラザラになっている板に塗料を塗っていると、時間がかかるし、塗料の減りも早い気がします。
やすり掛け後に、先ほどの冶具で溝を掘り、加工は終了です。
その後、外側だけに木材保護塗料を塗りました。
木材保護塗料は、浸透性のある塗料なので、中に染み込みます。
その上で、水をはじいてくれるので、木が腐るのを予防することができます。
壁は、雨が当たっても、流れるので、その程度の防腐対策で大丈夫だと考えました。
なので、中に運び込んだ「元猫の小屋」を作業台として使い、壁に使う杉の未乾燥材を、加工していきます。
壁をどうするかについては、他の部分を作りながらも考え続けていた部分です。
簡単にできるのは、鎧張りという貼り方で、
右側の板が、壁材です。
下から貼っていき、少し重なりを作ることで、隙間からの雨の入り込みを防ぎます。
また、下から貼ることで、重なり部分は上の方が外側になるので、降って壁に付いた雨が垂れても、建物の内部には入り込みません。
板も加工せずにそのままでいいので、木材さえそろえればすぐにできます。
でも、DIYで楽しみながら作っているのに、ここを鎧張りで済ませるのはもったいない気がしてきました。
そこで、「合いじゃくり加工」という加工をして、板をフラットに貼れたらと思い、いろいろと調べてみました。
一番いいのは、加工済みの壁材を買うことですが、そんなことをしたら、建築費が一気に増えてしまいます。
なので、トリマーという電動工具を使って、自分で加工に挑戦します。
トリマーとは、板に溝を掘ったり、削ったりする工具です。
この工具を使って、板を下の絵のように加工します。
こんな風にしておけば、外から見たときには、フラットに見えるし、向きを気をつけておけば、鎧張り同様に、中に雨が入り込む心配はありません。
ただ、壁一面に貼り付ける板全てを、加工する必要があるので、けっこう大変な作業になりそうです・・・。
そこで、加工のための冶具を作ってみることにしました。
冶具とは、加工のために必要な補助具のことです。
したい加工によって、いろいろな冶具を作っておくことができます。
よく使われているのは、丸ノコの定規などでしょうか。
まず、廃材の板に、トリマーのケース部分を固定します。
ケースの四隅に穴があったので、これをネジ留めします。
その後、トリマーの通る部分に、穴を開けます。
本体を付けると、こんな感じです。
これをひっくり返して、トリマーを下にぶらさげて、トリマービット(削る部分)を上に出して、どんどん削っていく考えです。
裏から見るとこんな感じです。
後は、トリマーぎりぎりに板をつければ、削りたい板の端っこを削ることができます。
この後は、大量の板の加工です。
未乾燥材を買っていたので、多少乾燥期間をとりました。
板と板を少し離して放置しておくだけです。
その板を、並べて、電動サンダーでやすり掛けしていきます。
面倒なので、外側だけにしました。
やすり掛けすると
①表面をツルツルにして、手触りをよくする。
②塗料の量を少なくできる。
という効果が得られます。
②は、でこぼこしているときより、表面積が小さくなることが原因だそうです。
難しいことを考えなくても、ザラザラになっている板に塗料を塗っていると、時間がかかるし、塗料の減りも早い気がします。
やすり掛け後に、先ほどの冶具で溝を掘り、加工は終了です。
その後、外側だけに木材保護塗料を塗りました。
木材保護塗料は、浸透性のある塗料なので、中に染み込みます。
その上で、水をはじいてくれるので、木が腐るのを予防することができます。
壁は、雨が当たっても、流れるので、その程度の防腐対策で大丈夫だと考えました。
★壁板にはどんな色を塗ろうか?
壁に貼る板の下準備を進めているところです。
色は、木材保護塗料の色になるので、基本は茶系統なのですが、いろんな色があった方がおもしろいかと思ったので、ウォルナット、ライトオーク、またその混色を使いました。
差し色も欲しかったので、水性ペンキで、2~3本遊びを入れました。
貼っている途中の画像がありません・・・。
毎日作業ができても1~2時間という制限の中でやっていたので、毎回黙々と作業をしていた結果ですね。
少し隙間もありますし、ネジ留めのときに、割れた板もありますが、合いじゃくり加工で、壁を貼ることができました。
色も、濃いのやら薄いのに加えて、赤と青と白を入れました。
なお、個人的な好みですが、コカコーラのロゴが好きなので、赤い板には、ステンシルでコカコーラのロゴを入れました。
イメージは、昔のボトルのコーラケースの一部を再利用、という感じです。
難しかったのは、屋根に近い所でしょうか。
短い方の壁は、上の方が斜めになっているので、壁貼りが大変になってきました。
そこで、最後の方は少しさぼって、ベニヤ板に溝を掘って、杉板っぽく見せて、ごまかしたところもあります。
言われてから見たら、分かっちゃうでしょうか!?
やたら、色がパステル調になっている辺りです。
それほど目立たない場所だと言い聞かせて、OKを出しました。
角の部分は、境目で、そのままにしておくと間から水が入り込むので、直角に板を合わせたものを上から下まで貼っています。
色は白にしたので、壁のバラバラな色合いも締まって見えなくはないかな。
なお、小屋内で電動工具を使いたかったので、壁制作作業と前後して、電気工事が入っています。
私は電気工事士の資格がないので、友人に依頼し、この部分のみ工事をしてもらいました。
家の壁に穴を開け、中のコンセントの裏から電気を取っています。
電気コードは、家側の壁の開口部から、小屋内に引き込んでいます。
全体像をお見せしたいのですが、壁だけを終わらせた写真がなく、次の工程に入ってしまっているので、写真は、その後にお見せします。
色は、木材保護塗料の色になるので、基本は茶系統なのですが、いろんな色があった方がおもしろいかと思ったので、ウォルナット、ライトオーク、またその混色を使いました。
差し色も欲しかったので、水性ペンキで、2~3本遊びを入れました。
貼っている途中の画像がありません・・・。
毎日作業ができても1~2時間という制限の中でやっていたので、毎回黙々と作業をしていた結果ですね。
少し隙間もありますし、ネジ留めのときに、割れた板もありますが、合いじゃくり加工で、壁を貼ることができました。
色も、濃いのやら薄いのに加えて、赤と青と白を入れました。
なお、個人的な好みですが、コカコーラのロゴが好きなので、赤い板には、ステンシルでコカコーラのロゴを入れました。
イメージは、昔のボトルのコーラケースの一部を再利用、という感じです。
難しかったのは、屋根に近い所でしょうか。
短い方の壁は、上の方が斜めになっているので、壁貼りが大変になってきました。
そこで、最後の方は少しさぼって、ベニヤ板に溝を掘って、杉板っぽく見せて、ごまかしたところもあります。
言われてから見たら、分かっちゃうでしょうか!?
やたら、色がパステル調になっている辺りです。
それほど目立たない場所だと言い聞かせて、OKを出しました。
角の部分は、境目で、そのままにしておくと間から水が入り込むので、直角に板を合わせたものを上から下まで貼っています。
色は白にしたので、壁のバラバラな色合いも締まって見えなくはないかな。
なお、小屋内で電動工具を使いたかったので、壁制作作業と前後して、電気工事が入っています。
私は電気工事士の資格がないので、友人に依頼し、この部分のみ工事をしてもらいました。
家の壁に穴を開け、中のコンセントの裏から電気を取っています。
電気コードは、家側の壁の開口部から、小屋内に引き込んでいます。
全体像をお見せしたいのですが、壁だけを終わらせた写真がなく、次の工程に入ってしまっているので、写真は、その後にお見せします。
0 件のコメント:
コメントを投稿