★仕切り壁がうっとうしい
これは、2013年8月のDIYです。
我が家のリビング・ダイニングには、幅1mほどの仕切り壁があります。
本当はそんなもの必要なくて、すっきりとした広い空間が欲しかったのですが、ハウスメーカーの意向で、そこに仕切り壁があった方が、耐震強度があがるということで、渋々つけたものです。
ただ、その壁があることで、日差しが遮られ、せっかくの温かな太陽光がリビング・ダイニングの両方に届かないし、ダイニング側のカウンターに座ると、リビング側にいる子どもたちの様子が見えないなどという不満点がありました。
そこで、妻と相談し、仕切り壁はなくせなくても、壁の真ん中をぶち抜いてしまえば、見通しもよくなるし、太陽光も入るはずだ、という結論にいたりました。
性格上「思い立ったらすぐ」ということで、下地の中の柱を探して、石膏ボード用ののこぎりを用意しました。
カットしてみました。
我が家のリビング・ダイニングには、幅1mほどの仕切り壁があります。
本当はそんなもの必要なくて、すっきりとした広い空間が欲しかったのですが、ハウスメーカーの意向で、そこに仕切り壁があった方が、耐震強度があがるということで、渋々つけたものです。
ただ、その壁があることで、日差しが遮られ、せっかくの温かな太陽光がリビング・ダイニングの両方に届かないし、ダイニング側のカウンターに座ると、リビング側にいる子どもたちの様子が見えないなどという不満点がありました。
そこで、妻と相談し、仕切り壁はなくせなくても、壁の真ん中をぶち抜いてしまえば、見通しもよくなるし、太陽光も入るはずだ、という結論にいたりました。
★石膏ボードのこぎりで壁を切ってみよう
現代の木造建築の壁というのは、石膏ボードに壁紙が張られていることが多く、石膏ボードを固定するための間柱(まばしら)をよけておけば、簡単にカットすることができます。実際に、下地センサーで柱の位置を確認して、
カットしてみました。
★思わぬ事件発生!!
ここで事件が発生します。しっかりと、間柱の位置を確認し、柱をよけて石膏ボードのカットをしました。でも、柱のない部分を切っているはずなのに、固い手ごたえがあります。
★貫通しないならニッチにすればいいのでは?
壁を前に、椅子に座って、1時間ほどああでもない、こうでもないと考えました。
穴が2つに分かれているのは、のこぎりで切っている途中に、筋交いに当たったからです。
当たった時点で手を止めて、シンキングタイムスタートです。本当は、大きな穴を1つ開ける予定だったのです。
ふさぐのか、筋交いを切るのか、それとも・・・と悩みに悩んだ挙句、穴を2つに分けて、筋交いの見えない方を予定通りの穴にし、筋交いの通っている方はニッチにすることにしました。
穴が2つに分かれているのは、のこぎりで切っている途中に、筋交いに当たったからです。
当たった時点で手を止めて、シンキングタイムスタートです。本当は、大きな穴を1つ開ける予定だったのです。
ふさぐのか、筋交いを切るのか、それとも・・・と悩みに悩んだ挙句、穴を2つに分けて、筋交いの見えない方を予定通りの穴にし、筋交いの通っている方はニッチにすることにしました。
★同じ大きさのニッチと穴が並んでいるのもいい感じ
腹をくくると、即作業開始です。穴は開けてしまっているので、後戻りはできません。どちらの穴にも側面に板を貼り付けます。
間柱が通っているので、柱に貼り付ければOKです。上下の板は、コーススレッドで仮止めしてから、本固定しました。
向かって右側がニッチになるのですが、背板は切り取った石膏ボードの再利用です。失敗から始まったけど、こうやってみると、工夫して片方をニッチにしたように見えるので、そんなに悪くないんじゃないかな??なんて思い始めています。
間柱が通っているので、柱に貼り付ければOKです。上下の板は、コーススレッドで仮止めしてから、本固定しました。
向かって右側がニッチになるのですが、背板は切り取った石膏ボードの再利用です。失敗から始まったけど、こうやってみると、工夫して片方をニッチにしたように見えるので、そんなに悪くないんじゃないかな??なんて思い始めています。
そんな考え方をしているから、見切り発車で始めてしまって、毎回毎回途中で困ることになるんです・・・。
★漆喰はうま~くヌレールのか!?
このまま仕上げになると、板のやすり掛けや、塗装の必要性が出てくると思っていたので、漆喰塗りの方が見た目も面白く、面倒な作業が省けると思い、妻の提案に乗ることにしました。
漆喰は、壁紙などにもそのまま塗ることができる上に練る作業が必要ない「うま~くヌレール」
という商品を使うことにしました。
「うま~くヌレール」はよくできた商品で、先に書いた通り、壁紙の上に塗れるし、元々練った状態で売られているので、かき混ぜて練る必要もないし、そのうえ、接着力が強く、素人の作業でも、失敗が少ないのです。
写真のように、側面に板を貼り、ニッチの方は背板として石膏ボードを貼り付けた所に、漆喰を塗りつけていきます。
塗ってすぐはこんな感じです。どう見ても黄土色ですが、仕上がりの色は「白」なんです。塗りながら不安になりましたが、途中でやめるわけにもいかず、塗り進めました。
作業は、妻と2人で、鏝(こて)や手で塗りました。鏝とは、左官職人さんがもっている道具です。
慣れたら、大丈夫ですが、妻は「ボロボロこぼれるのが嫌だ」とビニール手袋をして、手で塗りつけていました。
ちなみに漆喰は、アルカリ性なので、手袋をしていないと、手が荒れてしまいます。目などに入らないように注意してぬらないといけません。
★乾燥した漆喰は素人が塗ったものでも素敵!!
漆喰塗り作業が済んだら、周りに漆喰が飛び散らないように敷いていた養生を剥がしておきます。
乾燥してからだと、テープを剥がすときに漆喰にひびが入ったり、剥がれたりしてしまうので、乾燥する前に剥がしておくようにします。
乾燥してからだと、テープを剥がすときに漆喰にひびが入ったり、剥がれたりしてしまうので、乾燥する前に剥がしておくようにします。
だんだん乾燥していくにつれ、色が白っぽくなっていきます。そういうものなんだと分かって、一安心です。
ちなみに、素人なので、きれいに鏝(こて)跡なく塗るのは不可能です。そこで、鏝跡を模様のように残すことにしました。
これが乾燥後の鏝跡です。横方向に線が入るようにしました。遠くから見たときに、影がみえるので、いいアクセントになりました。
ダイニング側にいても、リビング側の様子が見えるようになりました。実際に見ていなくても、穴を通して、雰囲気が伝わってくるので、子どもが危険な遊びをしていたら、気づくことができます。
開口部は小さくなってしまいましたが、2連のうちの片方がニッチになったことで、いいアクセントになったと思います。
筋交いの登場で、かなり焦りましたが、災い転じて福となったDIYでした。
ちなみに、素人なので、きれいに鏝(こて)跡なく塗るのは不可能です。そこで、鏝跡を模様のように残すことにしました。
これが乾燥後の鏝跡です。横方向に線が入るようにしました。遠くから見たときに、影がみえるので、いいアクセントになりました。
開口部は小さくなってしまいましたが、2連のうちの片方がニッチになったことで、いいアクセントになったと思います。
筋交いの登場で、かなり焦りましたが、災い転じて福となったDIYでした。
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