子どもたちの学習スペースを作ってみた

★子どもが書斎に引っ越してくる?


これは、2015年8月のDIYです。

以前のDIYで、書斎スペースに衝立を作りました。

 簡易衝立を設置しました。


タンスに背中を預けられ、衝立に囲われて、

狭いけれど、落ち着く空間で、夜な夜なのんびり過ごしていました。

そんな楽園が、1人の空間ではなくなることになりました。

事件は、長男・次男の夏休み中に起こりました。

2人は、まだ自分の部屋というものを持っていなかったので、リビングで宿題をしていました。

普段の学校があるときでも、宿題をほったらかしていたり、ランドセルを置きっぱなしにしていました。

ときどき、妻から叱られていたようなのですが、夏休みで、2人とも宿題を長い間、置きっぱなしにしていたようです。

始業式も近づいて荷物の整理をする段階になって、
「僕の宿題がない!!」「筆箱がない!!」
と言い出して、妻としたら、「このままではいけない!!」
と感じたようです。

それと、この数か月前に三男が誕生して、三男が成長していくうちに、上2人の物を、どこかにやってしまうという問題も起きそうだと思いました。

2階に子どもだけの場所を作るのは心配なので、1階のどこかに、となったときに、候補地として、私の書斎が選ばれたわけです。

ようこそ!!私の楽園へ!!

多少抵抗はしてみましたが、我が家のスペースを考えても、子どもたちの行動範囲を考えても、書斎にスペースを確保するのが一番いいのはわかりきったことです。

気持ちを切り替えて、子どもたちの学習スペースを作ることにしました。



★狭いスペースだから工夫が必要



書斎の現状です。

結局整理整頓は続かず、衝立に隠れていることをいいことに、私の机周りは、散乱してしまっています。

いい機会だと考え、机周りの整理整頓もしてみましょう。

まずは、衝立を外します。

ただ、この衝立は、子どもたちの学習スペースの壁・支えとして活用するため、置いておきます。



★材料を買い出して設置していこう



材料は、写真の通りです。

衝立のときと同じく、パーティクルボードを利用しました。

何より安いのがありがたい材料です。

厚さが20mmもあって頑丈なのに、幅600mm、長さ1800mmほどで、1100円前後です。

手前の小さいものは、ダイソーで買った本立てです。

本立ては、本の重みで立つものなので、100均のものでも、問題なく使えるように思います。

2人でケンカにならないように、色分けをしておきました。



★まずは塗装作業



まずは、塗装です。

例によって、水性ペンキのミルキーホワイトで塗っていきます。

これは、机の下の支えなので、結構適当に塗っています。

今回の塗装では、机の天板の表面だけ、集中して塗りました。


拡大しすぎて全体像が見えませんが、1回塗装した状態の天板です。

まだまだ塗りむらがありますね・・・。


3回目の塗装後です。パーティクルボード自体がザラザラだった割には、ツルツルの表面になったと思います。



★塗装が終わったら組み立てよう


塗装が終了しました。


写真には、写っていませんが、机の支え、天板の他に、棚板も確保しています。

パーティクルボードが600mmで、書斎の元々ある机が450mmだったので、余った150mmを、棚板として活用しました。

DIYをするときには、できるだけ端材を出したくないので、こういう所は、しっかり考えるようにしています。

それでは、組み立てていきましょう。



机の端の部分です。

私の机とくっつくところですね。

直角をしっかり出したいので、コーナークランプを活用し、ていねいに固定しています。






ここは、2人のスペースの間の支えです。

これも直角を確認しながら、コーナークランプで固定していきます。

固定には、インパクトドライバーを使いました。

パーティクルボードは、接着剤を使って木片を固めているためか、けっこう重たく、詰まった感じがします。

電動ドライバーでも、ネジ止めはできますが、振動で押し込んでくれるインパクトドライバーの方が、すっと入っていってくれます。

我が家では、コードありのインパクトを使っています。




これは私の性格からの選択なのですが、充電式のものだと、使いたいと思ったときに、充電がたまっていなくて使えないということがあると思ったからです。

実際に思いついたらすぐに作業をしたい方なので、充電式だったら、「キー!!」となっていたと思います。

家でDIYで使うくらいだったら、大工さんのように、家じゅうをうろうろすることもないし、建築途中だから電源が取れないということもありません。

長い目の延長コードが1本あれば、家じゅうのどこでも(外用コンセントがあれば外でも)、困ることはありません。

余談が長くなってしまいましたが、作業に戻ります。


机が立ちました。手前側の塗装がまだだったので、この後塗りました。

私の机とも出幅がそろっていい感じです。



★端材で棚を付けよう



続けて、棚を取り付けていきます。

まずは、壁の中の間柱を探して、柱のところにコーススレッドで棚受けを固定していきます。

ホームセンターで売っている安いやつです。



作業中なので、汚いですが、棚と端の衝立の設置が終わりました。

衝立は、もともと私の机に固定していたので、ネジの位置がそのまま使えたので、固定も楽々でした。

少し狭いですが、ここで学習できるように、ペンキが乾いたら、学校の用意を運んでこさせます。



文房具、学用品を運んできました。

棚が長く取れたので、手前の一部分は、私がもらいました。

あとは、学校の授業の用意を全部乗せても十分なスペースが確保できました。

机の上のラックは、妻からの要望でつけました。

2人を並べるとすぐにケンカになるので、場所争いが起きないような工夫だそうです(笑)。


元々の机との境目も、色以外の違和感がありません。

高さもぴったりそろったし、幅もそろいました。

こういうちょっとしたところがきれいにそろうと気持ちいいですね。



これで、今回のDIYは終了です。

一人の空間がなくなると嘆いていましたが、結局子どもたちが学習に使うのは昼から夕方までで、私が使うのは夜からなので、住みわけもうまくいき、何の問題もなく仲良く活用できています。

問題は、3人とも机の上がいつも散らかっていて、定期的に妻からのお叱りを受けることくらいでしょうか・・・。

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