アンティークな椅子に塗装してみた



これは、2017年4月のDIYです。

古い物が大好きです。特に、工業製品や学校で使われていた物が好きです。

古道具屋さんなどで、好きなものがあると、買いたい衝動に駆られます。

最近は金欠なので、古道具屋さんに行かないようにしています。目にすると、欲しい衝動が抑えられなくなってしまうからです。

★アンティーク感のある椅子を入手しました



今回入手した椅子です。

学校の図工室などで使われていたものではないかと思います。

劣化も激しくて、少しグラグラしているし、木も一部欠けてしまっているところがあります。

そういう劣化も含めて、「いい味」が出ていると感じます。

この椅子が辿ってきた道筋を考えると、いとおしく感じたりもします。

この椅子も、自分で作って、自分で中身を整えつつある作業小屋の一員になってもらおうと思います。

 作業小屋を作ってみた

味が気に入って入手した椅子なのですが、せっかくなので、ペイントして、作業小屋の雰囲気にあった物にしたいと思います。



★塗装してみよう



工作などの台にするためなのでしょうか、側面の一面にこんな風に板が貼られています。

天板もそうなのですが、1枚の板ではなく、こんな風に3枚ほどの板を継いだ構造になっています。



まずは、ある程度サンディングをしておきます。

ツルツルでなくてもいいのですが、ささくれで手をケガしない程度にはきれいにしておこうと思います。




ある程度きれいになりました。欠けた部分もサンディングしておいたので、とげが刺さることはないと思います。

こうやって見ると、エイジング加工の勉強にもなりますね。実際に時間をかけて劣化(成長)してきた木材の風合いがよく分かります。

ここから加工しています。

板が何枚かに分かれていることを利用して、色を塗り分けていきたいと思います。



奥から2番目の板に木材保護塗料のウォルナットを塗りました。






この側面の板にも木材保護塗料を塗りました。色の名前を忘れてしまったのですが、ウォルナットよりも薄めの色でした。


ここでやめておけばいいのですが、冒険したくなってしまいました。

色も入れていきます。

まずは白です。厳密には、ミルキーホワイトですが。




この後、調子に乗って色を増やしていきました。


白と赤だけだと物足りない感じがするなぁ・・・。


・・・。

フランス製のお土産みたいになってしまいました。

どぎつい感じになってしまいましたが、トリコロールは好きな色の組み合わせです。このままだと、どぎつさが辛いので、アンティーク加工でごまかしていきましょう。



★アンティーク加工でどうにかなるのか!?



サンディングで、少し色を淡くしてみます。


少し古びた感じになったでしょうか。



続いてブライワックスを塗っていきます。色はアンティークブラウンです。

ビフォー
アフター

全体的にブライワックスの色になった気もしないでもありませんが、風合いとしては落ち着いたと思います。


作業小屋に子どもたちが遊びに来ることもあるので、そのときにはこの椅子に座ってもらいましょうか。

室内で、落ち着いてできる、息抜きDIYになりました。

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