★外に置いた木工作品の末路
これは、2016年10月のDIYです。
以前に庭にあるエアコンの室外機にカバーをつけました。
室外機には、カバーをつけて、直射日光が当たらないようにした方が、冷房の効果が上がると見たことがあり、見た目もよくないので、DIYしたのです。
以前に庭にあるエアコンの室外機にカバーをつけました。
室外機には、カバーをつけて、直射日光が当たらないようにした方が、冷房の効果が上がると見たことがあり、見た目もよくないので、DIYしたのです。
ネットで探せば、いろんなタイプのものが出てきます。
特大だと何が良いのかはわかりませんが、他にもいろんなものがあったので、様々なニーズに合わせて作られていることが分かります。
ただ、ネットで買えば、DIYはできないので、DIYをしたくてたまらなかった私は、自作を考え、実行に移しました。
そのときに、室外機カバーの上に、収納庫を作りました。庭で使うガーデニング用品などを、一時的にストックできたらいいなと考えました。
用土などの大袋は、持ち上げて入れるのもしんどいし、土がこぼれても嫌なので、入れませんが、ハサミや小袋の肥料、消毒液などのこまごましたものを入れています。
特大だと何が良いのかはわかりませんが、他にもいろんなものがあったので、様々なニーズに合わせて作られていることが分かります。
ただ、ネットで買えば、DIYはできないので、DIYをしたくてたまらなかった私は、自作を考え、実行に移しました。
そのときに、室外機カバーの上に、収納庫を作りました。庭で使うガーデニング用品などを、一時的にストックできたらいいなと考えました。
用土などの大袋は、持ち上げて入れるのもしんどいし、土がこぼれても嫌なので、入れませんが、ハサミや小袋の肥料、消毒液などのこまごましたものを入れています。
まだまだDIY歴が浅かったころの作品です。家ができて3年目だったでしょうか。なかなか凝った作りをしている室外機カバーです。
SPFの1×4材を縦方向に半分にカットしたもの(幅89mmを43mmほどのした)を、縦横に組んで固定していったものです。
塗装にも時間がかかったし、組んで固定をしていくのも大変でした。
何より、室外機の下の方は、花壇と干渉しているので、その部分だけ、形を変えるなどの工夫も必要でした。今だと面倒だから、やめとこう・・・、となりそうな作品です。
その室外機カバーの上に何もないのはもったいないと作ったのが、収納庫です。SPFの1×4材を材料にして、雨どいとエアコンの配管だけ隙間を空けて、組み上げています。
★雨水の入り込む棚
屋根は、あまり深く考えずに、フラットにして、SPFを並べて貼っただけです。間にコーキングを打っていたら、特に雨漏りもせずに使えていました。
それが、中の道具を使おうと、収納庫を開けると、中の物が湿っているようになってきました。屋根を見ると・・・、
遠いので、詳細は分かりにくいですが、木と木の間に隙間ができ、コーキングも取れているところがあります。
どうもこの隙間から、雨水が侵入しているようです。
木材の様子を見ても、他の部分の木材より、色も材質も劣化が激しいので、このまま放っておけば、近いうちに、腐って抜けてしまいそうな感じです。
なので、今回は、この部分を何とかしていきたいと思います。
この室外機カバー兼収納庫の天井部分が、
劣化し雨漏りするようになったので、その対策を考えていきます。写真でみても、収納庫の壁や扉と、屋根部分の劣化具合の違いが分かってもらえると思います。
塗装も剥げていますが、木材もスカスカになりつつあります。
★現状の把握と対策を考える
調べてみたところ、屋根になる部分は、太陽光がよく当たるため、紫外線の影響を受けやすいようです。
紫外線の影響というのは人の肌にもあって、紫外線を浴びると、皮膚の内側まで届けないようにするために、メラニン色素が皮膚の近くに集まって、肌の色が褐色になることはよく知られています。
肌の奥まで紫外線が届いてしまうと、細胞を壊したり、変化させたりなどの影響が出るようです。一番怖いのは皮膚がんだと思います。
木材にも同じように影響があり、塗装を劣化させ、木材自体も劣化させてしまうようです。
木材保護塗料にも、耐紫外線と銘打たれたものがあるくらいなので、紫外線はよくないものだということはわかります。
プラスチック製品なども、室外に置いておくと、ボロボロに割れてしまったりします。
そこで、このまま使っていると、板が劣化していき、中の物を守れなくなってしまうので、対策を考えることにしました。対策として考えたのは、
①収納庫を撤去してしまう。
②天板を貼り換える。
③屋根材をつける。
の3点でした。一番楽なのは、
①です。なくしてしまえば、今後メンテナンスの必要はなくなります。ただ、室外機カバーは残るので、室外機カバーの天板は、同じようにメンテナンスしなくてはなりません。
②は、同じ材料を用意して、組み替えるだけなので、作業は簡単にできます。用意も簡単です。でも、また数年で同じような状態になってしまうのは、目に見えています。
そこで、今回の作業では、③に挑戦することにします。③であれば、適切に設置できれば、長い間メンテナンスの必要もなくなるし、収納庫もそのまま使い続けられます。
プラスチック製品なども、室外に置いておくと、ボロボロに割れてしまったりします。
そこで、このまま使っていると、板が劣化していき、中の物を守れなくなってしまうので、対策を考えることにしました。対策として考えたのは、
①収納庫を撤去してしまう。
②天板を貼り換える。
③屋根材をつける。
の3点でした。一番楽なのは、
①です。なくしてしまえば、今後メンテナンスの必要はなくなります。ただ、室外機カバーは残るので、室外機カバーの天板は、同じようにメンテナンスしなくてはなりません。
②は、同じ材料を用意して、組み替えるだけなので、作業は簡単にできます。用意も簡単です。でも、また数年で同じような状態になってしまうのは、目に見えています。
そこで、今回の作業では、③に挑戦することにします。③であれば、適切に設置できれば、長い間メンテナンスの必要もなくなるし、収納庫もそのまま使い続けられます。
それでは、実際に作業に入っていきましょう。
屋根の材質を何にするかですが、この場所は、下に人が入るわけではないので、透明である必要はありません。逆に透明にしてしまうと、紫外線が中の物を劣化させてしまうかもしれません。
なので、透明で太陽光が通るのが売りの、ポリカ波板や塩ビ波板は除外されます。
光を通さない材質もたくさんあり、家のような大きなものだと、瓦を使うし、
おしゃれな屋根にしたければ、
屋根の材質を何にするかですが、この場所は、下に人が入るわけではないので、透明である必要はありません。逆に透明にしてしまうと、紫外線が中の物を劣化させてしまうかもしれません。
光を通さない材質もたくさんあり、家のような大きなものだと、瓦を使うし、
アスファルトシングルも、選び方によっては、おしゃれに見えそうです。
ただ、中古の収納庫に合うかどうかと考えたら、オンデュリンやアスファルトシングルは、オーバースペックな感じがします。
そこで、いたって普通の波板にすることにしました。金属の薄い板を並々にした、あの波板です。値段もめちゃめちゃ安く済みます。
ウキウキ感もおしゃれさもありませんが、これなら、作業小屋を作ったときの、端材があり、費用も掛かりません。
屋根の材質は、悩みましたが、結局おしゃれさもウキウキ感もないものの、端材のある波板に決まりました。
ただ、中古の収納庫に合うかどうかと考えたら、オンデュリンやアスファルトシングルは、オーバースペックな感じがします。
そこで、いたって普通の波板にすることにしました。金属の薄い板を並々にした、あの波板です。値段もめちゃめちゃ安く済みます。
屋根の材質は、悩みましたが、結局おしゃれさもウキウキ感もないものの、端材のある波板に決まりました。
★補修作業開始!!
現時点で、天板は水平です。このまま、この上に波板を設置しても、波板の上にたまった雨水は、流れていきません。それでは、結局たまった水が、釘の所からジワジワ漏れてしまって、雨漏りすることになってしまいます。
それでは、意味がないので、屋根下地を用意します。といっても、新品の木材を使っても、収納庫のエイジングされた(古ぼけてしまった)木材と合わないと思ったので、
他の所で、収納庫の扉として作られたものの、うまく使えなくて廃材になりかけていた、この板を再利用することにします。
このままでは、横方向に長すぎるので、まずカットします。
本当に必要な幅にカットしただけです。あっという間に完了しました。電動工具を使う必要もなかったくらいです。
雨勾配を取りたいので、端に角材をかませました。この角材が30mmほどあり、天板の奥行きは45cmほどなので、勾配としては申し分ありません。
全体でいうとこんな感じです。これくらい勾配があれば、雨水もたまらずに流れていってくれるはず。屋根下地ができたので、このまま波板を貼っていきます。
問題は、このエアコンの配管と雨どいです。邪魔だけど、どけるわけにもいかないので、この部分は切り欠いて進めます。
厳密にいえば、谷側が配管の周りにきているので、よくないのですが、そもそもここは2階バルコニーのしたで、壁沿いにはあまり雨は降りこまないので、この辺りは妥協しています。
波板釘も、残りがありました。結局家にあった物で済ませていますね。安上がりなDIYです。
貼り終わりました。白く塗装済みなものと、塗装していないものがあって、両方使わないと、足りなかったので、貼り終えた時点では、こんな感じです。なので、未塗装の方を塗っていきます。
塗装完了です。壁や扉も守りたかったので、屋根が一回り大きくなっています。目に見える高さなので、波板釘も一緒に白く塗装しておきました。
波板というおしゃれさのない材料を使いましたが、うまくいったようで、景色に溶け込んでいます。
雨漏りも収まり、庭の景色にもうまく溶け込んだので、良かったです。
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