ウッドデッキに照明をつけてみた 準備編

★メイソンジャーを電灯の傘にする


まず初めに、メイソンジャー風のびんの蓋に穴を開けます。



この器具の黒い部分を蓋にセットして、電球をぶらさげるのですが、できるだけ密閉状態を作りたいと考えています。

隙間が大きいと見た目もよくないし、それ以上に雨や虫がたくさん侵入することになってしまうかもしれません。

そこで、この器具をよく見まわして、どういう風に固定するのがいいのか考えてみました。



するとこの部分がネジ式になっていて、回転させれば開けることが分かったので、穴のサイズをネジの部分に合わせて、ビンの内側と外側で、はさんで固定することにします。



まず、蓋に部品を当てて、型取りをします。中央部分に当てて、油性ペンで線を引くだけです。



ここは、蓋をびんにつけてしまえば、見えなくなるところなので、見た目は気にしなくていい部分です。



丸の中の部分を切り取りたいので、釘で穴を開けました。穴同士をつなぎやすくするように、できるだけ近くにたくさん穴を開けました。



釘の穴をハサミを使って、つなげました。ハサミの先は細くなっているので、先の部分を穴にねじこんで、穴どうしをつなぎました。

使ったハサミは、万能バサミというものです。少し硬かったり分厚いものでも切れるものです。



穴が開いたら、部品を穴の中に入れていくのですが、長いケーブルと引っ掛けシーリングの部分がこの穴を通りません。


引っ掛けシーリングは写真の部品です。今回使っているのは、この部品と、口金が電線でつながったものです。

あの穴の上下から口金を通そうとしたら、このままでは引っ掛けシーリングを通さないといけなくなります。でも穴の大きさ的に通りません・・・。

そこで、他の方法を考えます。

前回の続きです。メイソンジャー風ボトルの蓋の小さな穴に、



この部品を通すという難題を解決するために(部品を通さずに済ませるために)、



黒い部分を分解してみました。中には、電線の被覆と電線の固定金具の部分がありました。

電気コードが付いたままだと、小さい穴から部品が通らないので、一度コードを外します。

ネジをゆるめれば金具は取れるので、プラグの付け替えは電気工事士の資格がなくても大丈夫だと聞いたので、ここは自分で行いました。




電線さえ取れれば、作業はスムーズです。蓋の穴の縁はきれいではありませんが、ネジをしめれば隠れる部分なので、大丈夫です。


この後、金具のネジを締め直して、口金自体のネジも閉めました。蓋の穴の縁のギザギザも隠れました。


試しに電球をびんの中に入れてみましたが、うまく収まりました。


電球が大きすぎて不格好ではありますが、びんにぶつからずに収まっています。

ここが一番心配していた場所なので、うまく収まって一安心です。



★電球の種類


ちなみに、LED電球にも様々な種類があります。今回気にしたのは、電球の直径と光の向かう方向でした。



こういうタイプだと、光は電球の下方向にしか広がりません。それでは、せっかく模様の入ったびんなのに、効果的に照らすことができません。




これならば、真上は無理でも、上の方まで照らすことができそうです。




こういう電球だと、全方向に光が届きますね。おしゃれな分少し高価になります。あと、この写真の下の「最新モーテル」が怪しいですね。

電球の大きさは、商品の詳細について書かれたページに掲載されているので、そこに書かれた情報と、電球の光の進む方向を確認して、購入しました。


前回の作業で、ここまで進んでいます。

このままでも良かったのですが、せっかくなのでアンティークっぽく加工していこうと思います。

どう加工するのかというと、びんの蓋と口金、引っ掛けシーリングを全て同じ色にして、統一感をだすのと、金属風にして、口金や引っ掛けシーリングの安っぽさを消すような加工です。



安直ですが、以前にプラスチックの容器を金属風に加工したときの真鍮風が良かったのですが、その加工方法に倣って進めます。

 プラスチックの容器を金属風に塗装してみた

まず、全ての部品をアクリル絵の具の金色で塗っていきます。最終的にアンティーク加工するので、それほどていねいには塗りません。



これは、ネット上で見つけましたが、セリアで購入したものも同じ物でした。


黒い部分は黒っぽく、銀色の所は下地が透けて、クリーム色の所だけきれいになっていますね。

これでは満足度が低いので、重ね塗りしていきます。


重ね塗りの結果、色も濃くなったし、金属っぽいでこぼこ感も出ました。後は、古いものっぽく汚していきます。


加工中の写真を撮り忘れましたが、スポンジを使って、黒や焦茶色などの色をトントンと叩き込んでいくイメージです。


こんな風になりました。アンティーク感にも満足ですが、それ以上に、全体に統一感が出たことが嬉しく感じます。

バラバラだったパーツが1つになった気がします。


実は、2セット作っていたのですが、こんな風に仕上がりました。アンティーク加工の良いところは、いい加減な作業でも許されるところです。

その道具の使われてきた環境によって、汚れ具合も変わるので、同じように塗装しなくても大丈夫なので、私はアンティーク加工が好きなんだと思います。

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