タイヤ収納を作ってみた

★子どもをスキーに連れていきたい


これは、2017年2月のDIYです。

子どもたちを連れてスキーに行きたいなと思っていたのですが、子ども連れでバスなどでスキーに行くのはなかなか大変そうで悩んでいました。

バスを使わないとなると電車か車になるのですが、電車は荷物を持って子連れで行くには厳しい所があります・・・。

となると車になるのですが我が家の車は冬用のタイヤは履いていません。新しく購入するのか、それともバスにするのか、悩んでいました。

何で行くにしても、小学生の子どもをいきなり長野などの大きなスキー場に行かせることもないので、近場のスキー場が選択肢になります。

色々と悩んだ結果、車にスタッドレスタイヤを装着して、家から車で1~2時間圏内のスキー場に行く、という形をとることにしました。





こういうブランドのタイヤの方が安心感はあると思ったのですが、やはり高かったので、オートバックスのプライベートブランドのタイヤにしました。




新しく購入する場合には、ホイールも一緒に購入することになるため、ホイールの値段と、取り付け費用込みで考えなくてはいけません。

これは結局大成功で、子どもたちが車の中で退屈することもなく仲良く遊んでいる間に到着することもできました。

また、帰りは車なので寝て帰ることもできて、いい選択をしたと思いました。

その後、問題になったのがタイヤの保管場所です。

冬用を履いているときには夏用タイヤが、夏用を履いているときには冬用タイヤが、ホイールごと4本余分になってしまいます。

そのタイヤを車に積んでいては、場所も取るし燃費も悪くなってしまいます。

お金を余分に払えば、いろんなところでタイヤを預かるサービスなどもあるのですが、けっこうな値段がします。

そこで、家の裏側にタイヤの保管場所を作ることにしました。

タイヤの保管にはどんなことを気をつけないといけないかも知らないので、いろいろと調べてみると・・・、

①タイヤは寝かせて保管した方がいい。
 タイヤを立てて保管すると、下になっている部分に負荷が
 かかり続けるから、その部分のゴムが劣化しやすくなるそ
 うです。

②空気は少し抜いておく。
 パンパンに空気が入っていると、これも劣化の原因になる
 ようです。風船を膨らましたままにしておくと、すぐにヘ
 ロヘロになるのと同じようなことなのでしょうか。

そんなことをふまえて、タイヤを置くラックをネットで探してみました。




検索すると、すぐに出てきたのですが、タイヤを縦に置いていますね・・・。

この形状だったらイレクターパイプを使えば自作できそうな気がしますが、この置き方ではタイヤによくないと分かった後では「作ろう!」と思えません。

そこで、タイヤラックは買わずに、横向けで置くスペースを確保したいと思います。

最終的には、カバーをして、紫外線や雨対策もしようと思っていますが、できるだけ、風雨や太陽にさらされない場所に設置したいと考えています。


家の裏手は、

 ウッドデッキ制作→三男誕生→作業小屋建立

などの流れの中で、一時ストック場所として活躍してきました。

子どもが小さく、DIYにも時間制限があったため、長時間家を空けないようにするためには、ここにとりあえず不要なものを置いて、時間短縮を図ってきました。

そのため、家の裏は惨状を極めています。

家の裏なので、家族でもここに来るのはほぼ私だけで、家族以外には決して見せる場所ではありません。

ただ、この場所を整理整頓しなければ、タイヤの保管場所は確保できません。そこで、少し片付けをして(横に物を動かしただけ・・・。)、作業に取り掛かります。



いきなり、屋根をかけ始めています。ちなみに、これは廃材です。旧作業小屋の壁になっていたパーツです。

旧作業小屋を解体して、そのまま立てかけておいたものが、ここで日の目を見ました。

屋根全体が板張りだと、暗くて嫌なのですが、全体がポリカなどの透明な素材だと、紫外線が通り放題になってしまい、タイヤに良くないと思ったので、壁側は板にしました。

下に入るのならば、クリアの方が明るくていいですが、今回のように、保管場所ならば、その必要もないと思います。



家の裏側だから、めっちゃ適当に施工しています・・・。

隣に建っている雨水タンク用の棚に支えをつけて、屋根を固定しました。



ちなみに、奥側の壁も、旧作業小屋の建築廃材です・・・。とにかく、使えるものは使ってしまおうの精神です。

使えれば資材ですが、使わないで放置していたら、だんだん朽ちていってごみになってしまいます。

考えながら作業していると、進みが良くありません・・・。



奥の方は、光が透過しなくてもいいからと、ポリカ波板ではなく、廃材のベニヤ板を貼っています。

ポリカ波板にもいろんな種類がありますね。今回のDIYでは余り物を使ったので、熱線カットポリカ以外の選択肢はありませんでした。

用途によっては紫外線を通したくないとかあまり明るくない方がいいとか暑くならないようにしたいとか、希望によって様々なポリカの中から選ぶことができそうです。



ベニヤ板よりも、出ていた角材の上に角材を載せます。サイズがまちまちな角材だったのですが、写真のような使い方だと、上の面の高さは揃えることができます。

ただ、強度はかなり弱いと思うので、風の強い場所などでは、注意が必要になります。

できるだけ、余り物や廃材を使ってのDIYなので、長さなども、無駄が出ないことを第一条件に考えています。



屋根材を置いてみました。一番奥からだとこんな長さになります。

あまり出幅が大きすぎると、風の影響を受けやすいので、カットして調節したいと思います。



波板用のはさみもあるんですね。私はこのような道具を持っていなかったので、万能ばさみという少し強そうなはさみでカットしました。

この波板ばさみなら、刃が波板用に調整されているので、きれいに切れそうですね。



端が見えにくいですが、少しカットして、波板釘で固定しました。



ステンレスだと、濡れにも強そうですね。

これで、屋根は完成です。


続いて、タイヤ収納の部分に取りかかっていきます。

タイヤは、縦置きにはせずに、横にして積み重ねる予定なので、予定地に一度並べてみます。


計算して、サイズを考えているので、入って当たり前なのですが、予定通りに入りました。

ちなみに、直接地面に置いて下に水がたまるのはいやなので、下には廃材の角材をかましています。

これで完成でもよかったのですが、屋根からタイヤまでの空間がもったいない感じがします。ここに物を置けたら、家の裏側がもう少しすっきりする気がします。


ちなみに、少しひいた位置で撮影すると、こんな感じです。

手前は、室外機カバー兼収納で、奥は雨水タンク兼棚です。そしてその間のスペースがタイヤ置き場になります。


廃材活用祭開催中なので、ここにも廃材が使われます。これも旧作業小屋の壁だったものです。前に庭の収納庫の屋根かけに活用したものと同じです。

 庭の収納庫に屋根をつけてみた

これを棚板を支える側板にします。もう片方の側面は、


屋根同様、スチール棚に支えてもらいます。スチール棚は、支柱に穴が開いているので、この穴にコーススレッドを通して固定しています。

注意ポイントは、穴が縦長なので、穴の一番下の所でネジうちをしないと、コーススレッドが、下に下がっていってしまうことでしょうか。


反対側は、このように支えました。ここに板がくることで、板の向こうは柱状の材料置き場、手前はタイヤ置き場と区別がついていい感じです。

板はまだ固定していません。タイヤと柱に挟まれて立っていますが、グラグラです。


高さが合うように調整していますが、その調整くらいで、棚板を固定する下地が出来上がりました。

この横の支えが入ると、側面の板も固定されて動かなくなりました。このサイズで、角材を3本入れたので、けっこう頑丈な下地になりました。


端材のSPF1×4材を貼りました。長さは、まちまちだったので、最後に丸ノコで、端を揃えます。


一番奥は、雨水タンクの棚の扉の開閉のために、少し短くしてあります。

けっこう頑丈な棚ができました。ここでDIYなどの作業ができそうなほどです。

しかも、この上は、


屋根がかかっていて、雨が吹き込むこともありません。


そこで、100均のフックを上に取り付けて、折り畳みの椅子をここに収納しました。普段は使わないのですが、出かけたときや、隣の実家に親戚が集まったときなどに活用されるので、ここに置けると助かります。


若干タイヤが飛び出していますが、それでも、屋根よりは奥まっています。

タイヤ収納を作りつつ、この辺りの整理整頓もできたので、家の裏が少しすっきりしました。

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