エアコンの室外機を隠してみた

★我が家のリビング、ウッドデッキ


以前、ウッドデッキを作成しました。

 ウッドデッキを作ってみた

ウッドデッキは、リビングの掃き出し窓から出入りできて、とっても便利で居心地のいい空間になっています。

ハードウッドを使ったので、お金はかかってしまいましたが、それまでの庭のことを考えると、作ってよかったと思います。




ハードウッドは、ホームセンターなどでよく売っているSPFなどのソフトウッドと違い、比重や密度が高いので、水が染み込みにくく、腐りにくいため、屋外で雨ざらしになるようなところに適しています。



★寝室の変遷


ウッドデッキを作った後に三男が生まれたため、家族の生活にも変化が生じました。

大きな変化としては、寝室が1階から2階になったことです。

きっかけは、やはり三男の誕生で、妻と三男が2人で和室で寝るため、長男・次男と私が2階に上がったのです。

その後、1階をきれいに保つために、妻と三男も2階で寝るようになりました。

もともと、2階はそれほど使っておらず、エアコンなども付けていませんでしたが、さすがに真夏に2階で寝るとなると話は違ってきます。

特に昼間に良く日が当たったときには、室内に熱がこもりやすく、その熱は2階に集まっていきます。

風のない夜などには、熱が逃げないので、気温は30度を超えています。

そんな中で寝ていると、熱中症になってしまうため、エアコンを購入することにしました。



★エアコン設置工事



我が家の2階は、このような間取りになっています。細かな部分は大まかにしていますが、洋室1・2の外側にはつながったバルコニーがあります。

これから寝室になるのは、洋室3で、この部屋はバルコニーとはつながっていないのですが、それほど遠くはありません。

そこで、このバルコニーに室外機を置いてもらうよう、エアコンを購入した家電量販店ではお願いして帰宅しました。

ところが、設置に来た方が、「バルコニーには設置できない」とおっしゃるのです。

少しねばってみようかとも思ったのですが、危険の伴う高所作業で無理をさせるのも・・・、と思ったので、素直に従うことにしました。

設置する方が出した結論は、配管を長く取り、室外機を1階に設置する、という案でした。結局どうなったかというと・・・、


こういうことになりました。作業もていねいで、設置した場所も一番邪魔になりにくい所です。設置する方も、最大限努力してくださったのだと思います。


ウッドデッキ全体からいうと、一番端っこだし、目に触れにくい部分だし、大して使っていない部分です。気にしなければ特に問題のない場所ではあります。

でも、自分で作ったお気に入りの場所だから気になるのだと思います。このままだと気持ちが収まらないので、何とか室外機を目立たなくさせたいと思います。



★室外機を隠したい



ウッドデッキの端にぽつんと設置された室外機です。大して目立つわけでもなく、気にしなければ気にしなくていいものなのですが、どうしても気になってしまいます。

何とかする方法について、考えてみましたが、2つの案が浮かびました。

①室外機をウッドデッキ上から見えない所に移動させる。
②ウッドデッキ上の室外機に目隠しをする。

ウッドデッキを今まで通りにするならば、①の方が絶対にいい方法です。できないか、模索してみたのですが、最近作った池があるため、家の裏側には移動させられません・・・。

池を埋めてしまおうか、とまで考えましたが、それもさみしいので、①案はあきらめることとなりました。

他に選択肢がなくなり、仕方がないので、②案で進めることとします。

どんな室外機カバーにするかから考えていこうと思います。ネット上で探すと、様々なタイプのものがあることが分かりました。




白い色はいいですね。ただ、室外機がまあまあ見えてしまっています・・・。




上に植木鉢などが置けるタイプです。が、室外機が丸見えです・・・。前面のカバーはDIYでどうぞ、ということなのでしょうか。




一時期流行っていた、エアコンの性能を高めるために、室外機に日光を当てない、という目的の物でしょうか。室外機は丸見えの上に、見た目もよくありません・・・。

家の裏側などで、人目に触れない所で、直射日光が当たるときなどに重宝しそうですが・・・。




これは、いいですね。室外機が見えなくなっている上に、見た目も悪くありません。

上の棚はいるかどうか悩むところですが、少なくとも下のルーバーフェンスは見た目を損なわない、という目的にしっかり合致しています。

ただ、だからといって、この室外機カバーを買ってしまうと、DIYブログとしては、「いけてない結論」になってしまうので、このカバーを参考にして、DIYをしていこうと思います。



★室外機カバーDIYスタート


前面がルーバーで隠れていて、色は白色。途中で改良を加えるとして、初めはとりあえず目隠しができれば、それでよしとしたいと思います。

以前にウッドデッキのウッドフェンスを作りました。

 ウッドフェンスを延長してみた

そのときに、前につけていたフェンスを取り外していました。そのフェンスが、ルーバーフェンスだったのです。



アイリスオーヤマというところで購入しました。この商品もアイリスオーヤマの物のようです。



家の裏手に保管してあったルーバーフェンスです。5年近く使用していたにしては、痛みもマシな気がします。このフェンスが2枚保管してありました。

このルーバーフェンスを少しいじって、室外機カバーにしてみたいと思います。



痛みは少ないとはいえ、下の方の地面と近かったところには、多少痛みが見えます。1枚の、このコーナーはグラグラになっているので、使えないように思います。



そこで、使えない方の面をカットしてしまいます。

以前に解体した、他の所で買ったルーバーフェンスは、枠を切れば、後は勝手にばらばらと抜けてくれたので、同じようになるだろうと、枠をカットしてみました。



すると、ルーバー1枚ずつに、タッカーが打ち込まれています。

こんなに頑丈に作っていれば、枠を取っても、ルーバーは抜けません。

ていねいに作っているから、長持ちしたんですね。

安物買いの癖がありますが、ある程度しっかりした作りの物を買わないといけないなと思いました。



★腐朽対策



こうなると、多少の対策を施してもじわじわとボロボロになっていくと思います。

また、腐朽菌が中にいる状態だと、腐朽が進んで、他の所にも広がる恐れがあります。



ちょっとピントがあっていませんが、思い切って使えない部分が含まれているサイドのルーバーは撤去しました。



撤去が終わったら、塗装です。特に他に狙いが無ければ、使う塗料は水性ペンキのミルキーホワイトです。


自分自身が、この色に執着があるわけではないのですが、妻が好きな色なのです。

あと、いろんな色のものがあると、統一性や落ち着きのない庭になってしまいそうな気がします。

ルーバーフェンスは、塗装がとても大変でした・・・。

ルーバー1枚ずつにペンキを塗っていくのに、かなりの時間がかかりました。

面倒になったので、内側はさぼりました。


腐った部分を撤去したため、2面分しか取れなくなってしまいました。

あとあと、気になったら、改良DIYはするだろうと考えたので、今回は、ウッドデッキにいて見える側2辺だけを作成しておきます。

角は直角にしておきたいので、コーナークランプを使って、しっかりと直角を出しておきます。

コーナークランプは、1人でDIYするときに、とっても有用な道具です。

クランプが板2枚を固定してくれるだけでなく、直角になるように保持してくれるので、手を離して作業ができます。


2面しか作っていないので、あっという間に完成です。

突風で倒れてきたら嫌なので、一応紐で雨どいに固定してあります。

室外機の大きさに比べて、背が高いし、けっこう存在感が出てしまいましたが、将来的には、2階建てにして、室外機の上に、池で使う網などの道具を置くのもいいかもしれないと思っています。

廃材活用で、ペンキとコーススレッド代くらいで完成させることができました。

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