池を増設してみた 基礎編

★池の基礎工事

では、実際の作業に入っていきます。


コンクリーとブロックを買ってきて、並べてみました。

自然っぽさを感じられない無機質な形ですが、今回は通路優先で、このスペースの中だけを池にしようと思います。

もともと、土台がコンクリート製なので、準備は簡単でした。


ただ、コンクリートを並べただけでは、芸がないので、ディスクグラインダーで加工していきます。


ディスクグラインダーについている刃は、ダイアモンドカッターです。




刃の部分にダイアモンドの粉がついており、その粉の硬さで、物を切断していくようになっています。

切断用の砥石など、様々な刃がありますが、これが一番効率がいいように思います。


池の内側になる部分を削り落としました。

これが何になるのかは、おいおい説明していきます。

とにかく、池の内側になる部分は、全部このように削り落としていきます。


拡大しないと、違いが分かりにくいですが、内側は全部カットしました。

あと、滝を作るために、右手側に切り欠きを作っています。

内側を切り取って出てきた廃材は、左手側に積んで、せせらぎを作るための資材にします。



★コンクリートブロックについて考える。


今回の池の周囲はコンクリートブロックで作っていますが、コンクリートブロックにもいろんな種類があります。

厚みも数種類あるし、コーナー用など用途別でも種類が分かれます。

あと、重いものを支える用の重量というものや、軽いものを支えるための軽量ブロックなどにも分かれるようです。

軽量と重量の違いがどこにあるのかというと、質量の違いのようです。

厳密にいうと、ブロックは、A種・B種・C種の3種類に分かれているようです。どういう違いかというと、

重さ A種<B種<C種 で、なおかつ
強度 A種<B種<C種 となっているようです。

大きさが一緒で、重さに違いがあるということは、それだけ中身がしっかり詰まっているということで、中身がしっかり詰まっていれば、結合もしっかりしているのだろうし、外側から圧力がかかっても、破損しにくいということだと思います。

なので、園芸用などに使う場合は、A種の軽量ブロックでも構わないと思いますが、物置の土台としておく場合や、花壇の枠にする場合には、重量ブロックであるC種を選んでおいた方がいい、ということになります。

今回の池作りでも、水の圧力はかかるのですが、内側に防水セメントをはるのと、1段しか積まないので、圧力も知れていると思ったので、軽量ブロックである、A種を使いました。

幅39cm 高さ19cm 幅10cmもあるのに、1つ100円ほどで手に入るので、使い方を間違えなければ、本当に便利な資材だと思います。


★池の水の循環



左手側が上部になるのですが、その辺りから少し流れを作りたいと思っているので、コンクリートブロックを削って出てきた端材は、その辺りに入れてあります。

できるだけ建築廃材をゴミに出したくないので、そういう工夫はがんばっています。

また、右手の方が元々ある池への接続部になるので、接続部は掘り込んでおいて、水がそこから抜けていくように工夫しています。


ここで、使い古しの水道管の登場です。

横に渡している水道管は新しいものですが、家のあちらこちらで、水道管を用途外に使っていて、その端材や廃材がけっこうあります。

その廃材を活用して、池に流れを作っていこうと思います。

まず、この部分は、滝の水の出る部分です。

一番逆の端の池から水を引っ張ってきて、ここから送り出そうと考えています。

同時に、池の下の部分も整えていかないといけないので、先ほど置いていたコンクリートブロックの廃材の上に、砕石を撒いて、形を整えています。

また、セメントを流した時に、ひび割れが起きないように、表面にチキンネットを張っています。



なぜ、チキンネットというのかは、分かりませんが、細い針金をねじって、亀の甲羅のような形に編んだものをチキンネットという用です。

フェンス状になるため、入れ物の底面や側面などに使われるようです。

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