池を増設してみた 計画編

★DIYで作った我が家の池

前に行ったDIYで雨水タンクを移動させ、今までに作った池と雨水タンクの間にスペースを作りました。

今回のDIYで、そのスペースに池を増設したいと考えています。


元々の、池の配置はこんな感じになっていました。

個人的な趣味の池で、管理も適当だし、人に見せる目的で作っていないので、庭の裏側にひっそりと存在している池でした。

ちなみに、池①と池②は通路の下でつながっています。


それを、今回のDIYで、池③を増やしたいと考えています。


写真の手前に見えているのが、池①です。奥の背の低いスチールラックを置いてある辺りが池③の予定地です。その奥にあるスチール棚が雨水タンクです。



★池の問題点


そもそも、池①と②は、水道パイプで地面の下でつながっていました。

なので、池①に雨水を流し込むと、水位は①と②で連動して上がっていき、減るときも連動して減っていきます。

ただ、池①と②の水位は連動しているものの、池の水には動きがありません。

水が動かないということは、酸素が供給されたり、バクテリアが活性化されることもなく、水が汚れれば、そのままの状態が続くことになります。

冬場はあまり気にしなくてもいいのですが、夏場には藻が繁殖し、メダカの観察もできないような環境になってしまうのです・・・。

そこで、池①・②とは高低差を設けた池③を増やし、ポンプで池②から水を回して、せせらぎ状態にし、水を循環させ、滝状の場所を作ることで、水に酸素を混ぜ込む計画を立てました。



調べてみたところ、1~2mで、高低差が20cmくらいなら、この程度の大きさのポンプで十分に水を流すことができそうです。

元々、池ではメダカをメインに飼っていました。

メダカは、金魚と比べて大きくなりすぎず、また、日本固有の魚でもあるので、春夏秋冬、外で飼育しても生きていくことができます。




自然下では、1年で寿命が来ることが多いようですが、飼育していると、数年生きることが多いようです。

そんなメダカが繁殖できて、毎年購入しなくても、元気に住み続けることのできる池を目指しています。

そのためにも、池の水がきれいに保てることは、大切な条件になってくると思います。

素人の作業なので、水の循環のさせ方など、うまくいかなくて、試行錯誤するところもあるかもしれませんが、体当たりで行ってみたいと思います。



★池の構造


池①と②は、地面に穴を掘って作りました。好きな池の形をイメージして、その上から防水セメントを打って、形を取りました。

防水セメントとは、そういう名前で売っているセメントもありますが、




普通のセメントに、防水剤を混ぜても、作ることができます。




普通にセメントに水を入れて練るときに、水に一定量を混ぜればいいので、扱いもむずかしくありません。

排水については、家庭排水用のパイプを見つけて、そのパイプをカットして、オーバーフローパイプを取り付けました。


我ながら、これはいいアイデアだと思いました。

基本的には、池の水は元雨水なので、雨水として排水するのも、間違いではないし、水量が多くなりすぎないように、自動的に調節できるので、管理が楽です。

水が少なくなるときは、コックをひねって、雨水が追加されるようになっているので、メダカが干からびてしまう心配もほとんどありません。

そして、池の水位をオーバーフローでコントロールできるようにしたので、池①と②の2つをつないでおけば、両方の池の水位がそろうし、池①はオーバーフローがあるけど、池②はあふれた・・・、なんてことがないようにするために、2つの池をつなぎました。

つなぐといっても、通路を挟んだ2つの池の間に、水道パイプを1本通しただけです。

ただ、このパイプ1本が通っているだけで、水位はそろうし、片方の池に水を足せば、両方共の水量を調節できるので、とても便利です。

また、パイプ1本分でしか、つながっていないので、もし外からザリガニなどが入ってきてしまっても、片方の池は守られることになります。

結果論なところもありますが、うまくいっていると思います。



★第3の池を追加したい


今回のDIYで、この池2つに追加して、第3の池を増やします。

第3の池は、大きさは欲張らず、池の中に流れを作って、最終的に、池①に滝のような状態で注ぎ込むものにしようと思います。

滝のように流れ込むことで、水中に酸素を送り、水の浄化も図ろうと考えました。

簡単に狙ったようにはいかないと思いますが、トライアンドエラーを繰り返して、形を決めていきたいと思います。

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