エビの飼育容器のふたを作ってみた

★ミナミヌマエビを増やしたい


これは、2016年6月のDIYです。

写真も撮らずに作業をしたので、ブログにアップできないのですが、我が家の庭の片隅に小さな池があります。

作業小屋を新しく作るまでは、作業を家の裏側ですることが多かったので、癒しが欲しいと思い、小さい池を作りました。

メダカを飼うことが目的だったのですが、他の生き物も入れたいと思ったので、ペットショップでミナミヌマエビを購入し、池に入れていました。

体長2~3cmほどの小さなエビなのですが、かわいらしく、しかもコケなどを食べてくれるので池の浄化にも役立つようです。



小さな足でエサを持って口元に運ぶ姿には癒されます。

ただとても弱くて、池に入れたら、翌日には何匹も死んでしまったりします。

水合わせをしっかりしていても、なかなか定着しないので、かわいそうだしもったいないので、ネットで色々と調べてみました。

ミナミヌマエビは、環境の変化に弱く、素人には定着させるのは難しいエビではあるようです。


★ミナミヌマエビ増殖計画


でも、いろいろと調べていると、ミナミヌマエビを大量に増やす方法があるそうなのです。

それなら自分もやってみたいと思い、挑戦したみたのですが、実際にうまくいきました。

方法も簡単で、発泡スチロールの容器で育てる、というそれだけのことなのです。

断熱性があるので、水温が変わりにくく、水槽よりも壁面にくっつきやすいから、エビも落ち着くといった利点があるようです。

我が家では、10匹ほどのエビを発泡スチロールの容器に入れて、数か月置いていたら100匹以上に増えていました。

今後は、エビは買うことなく繁殖させられると喜んでいたのですが、まだ小学生だった長男と次男が、エビの入った容器に、近所の用水路で捕まえてきた魚を入れてしまったのです・・・。

しかも入れたことも伝えずに・・・。

その後、発泡スチロールの容器を開けると、中には魚数匹とエビ数匹だけになっていました。

息子たちに放置されていたにもかかわらず、魚が死ななかったことはよかったですが、エビがエサになってしまったことはショックでした・・・。

そこで、残った数匹のエビは、池に放し、もう一度エビの繁殖に挑戦することにしました。


★ボウフラ問題発覚


1度目の繁殖で困ったのは、発泡スチロールの中にボウフラが湧いてしまうことでした。

ボウフラが湧くのは、交尾をして人間などの血を吸った蚊が、水辺に卵を産むからなのですが、池だとメダカが卵やボウフラを食べてくれます。

でも、エビはボウフラも卵も食べません。

なので、発泡スチロールでエビと蚊を育てていることになりかねません。

蚊は増えなくていいので、発泡スチロールの容器に、蚊が卵を産めないようにしたいと思います。

最終的には、池をきれいな水辺にしてカワニナが育つようにし、蛍の繁殖ができればと思っています。

そのためには、手のかけ方も少ないし、池の広さも狭すぎるのですが、まずはエビが繁殖できる環境を整えていきたいと思います。

エビがたくさんいて、壁面のコケをとってもらい、メダカが悠々と泳ぐ池を作るために、エビの繁殖場所を作っていきます。

まずは、ミナミヌマエビをもう一度買いました。

池にいるにはいるのですが、捕まえるのが大変なので、割り切ってもう一度購入することにしました。






チャームというお店で、何度も生体を購入していますが、本当に元気です。

近くのペットショップで買うと、持ち帰った後に何匹も死んでしまったこともあったのですが、通販で購入して、運送されてきたとは思えないほど元気です。

最初はネットで生き物を買うことに抵抗があったのですが、ここで購入して以降は、ペットショップより信頼しています。

発泡スチロールの容器は、劣化していたので新しいものに変えることにします。

この発泡スチロールも、スーパーなどに行ってお店の人に聞くと余っているものをくれたりするので、購入する必要はありません。

ただ、そうやって手に入れた発泡スチロールは生臭いにおいが付いていたりすることもあるし、何が入っていたのかわからなくて生体に安全かどうか不安になったりもします。

そこで今回は、エビを買った時にチャームから送られてきた発泡スチロールを使用します。

生体の入っていた発泡スチロールなので、安心して使用できます。



★我が家の池の全貌



これが池の全貌です。

手前と奥の池に分かれていますが、通路の下で水道管でつながっています。

直径が50mmほどの太さですが、メダカなどの生き物と水は行き来できます。

水の量が多くなったら、手前の池の真ん中らへんの水道管から排水される仕組みです。

水は、雨をためるタンクが池の手前側にあり、手前の池の左側壁面の赤いレバーをひねれば、雨水が池に入る仕組みです。

池の中の鉢はメダカの卵や子メダカが入っています。

小さな池ですが、池を見ていると癒されます。

現在は、台風の影響で雨水タンクが使えない状態になっているため、今後またDIYで使い勝手をよくしようとおもっていますが、それはまた別の機会に。



★蚊よけを作る


それでは、DIYを進めます。

まずは、発泡スチロールの上に載せる木枠を用意します。

発泡スチロールのサイズと同じくらいの枠を作る必要があるのですが、廃材の中にいいものがありました。


これは、以前迷いネコが庭に住み着いてしまったときに作った小屋で、扉として使っていたものです。


3階建てで立派な小屋でしたが、ネコの飼い主がけっこうすぐに現れて、半年も使っていませんでした。

本体は、作業小屋で使っていたのですが、扉だけそのままで放置されていました。

放置されていたので、きれいではありませんが、見せるための作品作りではないので、これを再利用します。


扉として使っていたので、蝶番が付いたままでした。取り外します。


網戸も、このまま利用できれば楽なのですが、サイズが合わないので、一度外します。網戸は、100均でも買えますが、ネコの小屋で結構な量を使ったので、ネットショッピングで購入しました。

網戸にもいろんな種類があって、ネットで探すと悩みますが、特にこれでないといけない、というのはないので、値段で選びます。


枠が大きすぎたので、カットして短くしました。丸ノコを使うほどのサイズではないのと、他の部分はつないだまま(枠のまま)でカットするので、丸ノコでは切りにくいので、のこぎりで切りました。

これぐらいだとあまり曲がったりしませんが、まっすぐに切るのは難しいですね・・・。


カットできたので、つなぎ直します。

40mmほどの長さですが、70mmのコーススレッドでつなぎます。

コーススレッドで2つの木材をつなぐ場合は、つなぐ板の厚さの2倍くらいのコーススレッドで留めるのがいいようです。


最後にタッカーを使って網戸を固定します。固定する場所が少ないと、間から蚊が入ってしまうので、ある程度間隔を詰めて留めていきます。


完成です。

まだエビを入れていませんが、水温が落ち着いたら入れようと思います。

このエビの繁殖地を作ったことで、池の浄化が進み、蛍の育つ池になっていってくれたらいいなと思います。

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