テレビ台を作ってみた

★テレビが観にくい


これは、2016年6月のDIYです。

2016年の6月には、たくさんDIYをしてたんだなぁ、と書いていて思います。今はあまりDIYをできていないので、がんばらないとなぁ、と思います。

我が家では、子どもが小さい頃は1階の和室で寝ていました。

小さい子どもが寝ぼけて階段から落ちるのは怖いと思ったのと、何かあったときに移動に時間がかかると思ったからです。

でも、1階で寝起きしていると、和室は布団で埋まってしまうし、布団を片付けてもなんとなく寝室的な雰囲気の部屋になってしまいます。

そんなこともあって、我が家は友人を招きにくい家になってしまっていました。

そんな家の雰囲気を変えたいと思っていたときに、妻のいとこ家族が泊まりに来る機会がありました。

それをきっかけに家族の寝泊まりする部屋を2階に移動し、1階の和室を人に見せても問題ない部屋にしようと決意しました。

とはいっても、布団などを持ってあげるだけで大した苦労はしていません。

一番大変だったのは、小さな液晶テレビとテレビ台を持って上がるときだったでしょうか。問題なく移動は終了しました。

ただ、2階で寝起きしてみて気づいたことなのですが、小さいな部屋に小さな液晶テレビなので、テレビ台が邪魔になって、テレビが見にくい場所があります。


テレビが見えないのは嫌なので、少しの間は、雑誌を挟んでいたのですが、見た目がちょっと・・・。

しかも、泊まりに来るいとこ家族に、この部屋に寝てもらおうか、という計画も持ち上がったので、これは何とかしなければとDIYすることにしました。



★テレビの高さを上げる台を作ろう


使ったのは、パーティクルボードという板です。


パーティクルボードは、木の繊維を接着剤で固めた板です。

固くて重く頑丈ですが、接着剤を使っているので、湿気には弱そうです。

今回はこの板を使ってDIYをして、表面はエイジング加工で汚したりしようと思っています。



★どんな形がいいかな



端材をつかって、天板の形を決めます。

テレビが置ければいいので、長方形ではなく、台形の天板にしました。

板に印刷されていたイラストがいい感じなので、このイラストを活かす形状でもいいかと思ったのですが、日本語はあまりうれしくないので、使用しませんでした。


側面は、SPFの1×4材を使おうと思うので、その厚みに合わせて、サイズをそろえます。

細かい所ですが、天板と側面の板のサイズがそろっていた方が、すっきりしあがるので、気をつけておきます。

天板の作成が終了しました。


続いて、側面の板を加工していきます。

長方形の形にしなかったので、板と板の合わさる部分に加工が必要になります。

直角の場合は、そのままの板同士を合わせれば、角度は合わさるのですが、斜めの部分ではそうはいきません。

合わさったときに、角度が合うように調整しなければいけません。


そんなときに、丸ノコは便利です。角度に合わせてカット面の角度を合わせられるようになっています。




ただ、正確な角度が分かりません・・・。だいたいの角度を調節してカットしてみます。


まだ、木材は置いていませんが、カットするときはこうなります。

ずれないように押さえておく必要はありますが、これだけで、きれいな角度でカットできるのはありがたいですね。



実際にカットしてみました。


ちょっと合ってないですね・・・。これは、事前の準備不足が問題です。しっかりと角度を測って調節していれば合うはずなので、機械のせいではなく、使い手の器量の問題です。


こっちもぴったりとは言えないですね・・・。ただ、ここは隠れるので、微調整はせずに、そのまま進めます。


上に天板を載せて、固定しました。箱の形はきれいに出来上がったので、角度のずれは気にしないでおきます。



★塗装とエイジング



全体をミルキーホワイトの水性ペンキで塗装します。エイジング加工する予定なので、少しムラがありますが、気にせずに進めます。

箱の形ができて、見た目を気にしなければ、このまま完成でもいい段階まできました。

ここから先は、好みの問題になってきます。



裏は、ペンキが付いてなくていいので、下に台を置いて、この状態で塗装をしました。

なので、下側は、ペンキは塗られていません。

ここから、加工をしていきます。

まずは、個人的に大好きなコカ・コーラのロゴをステンシルしていきます。

以前ステンシルしたときに作ったステンシル用の枠があるので、それを使います。



これは、クリアファイルを使っています

。作りたいサイズのロゴを探してきて、ファイルの下に入れて、油性ペンなどで写し取ります。

写し取ったロゴを、カッターで切り抜いたら完成です。

気をつけないといけないのは、「O」や「A」の字などの、内側の部分です。

今回は、一部を残すことで、取れないようにしました。

このファイルをスプレーのりで板に固定します。

固定したら、スポンジにペンキを付けて、トントンして、叩き込んでいきます。

刷毛で塗ると、厚く塗られた部分のペンキが、ファイルの下に入り込むことが多いので、叩き込むのが良いと思います。



近くで見ると、粗があるのですが、自分史上最高の出来栄えです。

きれいにロゴが入りました。

にもかかわらず、このロゴごと板をボロボロにしていきます。



せっかく入れたロゴが・・・。

でもこれでいいんです。

古いものが好きなので、本物の古いものが手に入らないのなら、見た目だけでも古いものにしたいのです。

やすりでこすって、ペンキを落とし、ところどころは金づちで叩いてへこませ、最後にワックスを塗りこんでこうなりました。



やすりがよくかかっていて、ペンキのはげたところに、ワックスがよく染み込んで、色が変化しています。これを寝室に持って行って設置してみます。



サイズ的には、ぴったりでした。

ただ、コカ・コーラのロゴは完全に見えなくなりました。

テレビを置いたら、ということは考えずに作業していたので、仕方ありません。

見えないおしゃれになってしまいました。これでは、ただの小汚い箱ですね・・・。

この台のおかげで、テレビはどの位置に寝ても見えるようになりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿