ピザ窯をウッドデッキ上に移動させてみた 構想編

★ピザ窯が使いにくい・・・


これは、2018年8~9月のDIYです。

我が家の庭には、ピザ窯とウッドデッキがあります。そして庭はそれほど広くありません。

作った順番は、ピザ窯→ウッドデッキです。

またピザ窯は、もともとはバーベキューグリルとして作ったレンガ造りの構造物を元にして作っています。

ということで、作った時期も作ったときの構想もバラバラで作っています。

 庭にピザ窯を作りました

 ウッドデッキを作ってみた

妻が料理好きなので、ピザ用のパン生地や具材を作ってくれて、私が火の番をする担当で年に数回ピザホームパーティーを開きます。

子どもたちも、自分のお気に入りの具材を載せられるので、家族全員にとって楽しい時間になります。



★初代のピザ窯



ピザ窯は元々、こんな感じでした。何もない細長い庭の真ん中あたりに設置されていたので、椅子に座ってのんびりと火の番をすることができました。

それが、ウッドデッキを作るときに、ウッドデッキの予定場所にピザ窯があるため、ぎりぎりまでウッドデッキを広くとり、ピザ窯の火の番の環境をないがしろにしたため、



ちょっと見にくいですが、こんなことになってしまいました。



★窮屈な火の番




こちらの方が分かりやすいでしょうか。



ウッドデッキを作るときの図面まで駆使しますが、ウッドデッキをできるだけ広く取ろうと欲張った結果、ピザ窯を使うときには、あの隙間に座らないといけなくなりました。

図面上では気づきませんが、窯からの距離が短いと、とっても熱いのです。しかも1人だけウッドデッキの下にいるので、楽しい会話が弾んでいても参加することができません。

火を見るのが好きなので、窯の中の火をみていられておいしいピザが焼き上がるのは幸せなことですが、やっぱりホームパーティの弾む話に自分も参加したくなります。

そこで、ピザ窯の移設を考えることにしました。



★ピザ窯の移設について考える


ウッドデッキは、整備がどんどん進んでいって、今や我が家の第2のリビングといっても過言ではありません。

ウッドデッキで過ごしやすくするために、たくさんのDIYが行われています。そのたびにウッドデッキの居心地はよくなり、色んな行事がウッドデッキ上で行われています。

そうなれば、ピザ窯を移すのだって、ウッドデッキ以外の所に作って、ピザ窯の使い勝手が良くなろうと、パーティー自体はウッドデッキで行われるに決まっています。

使い勝手の良くなったピザ窯で、窯の中の美しい炎を見ながらおいしいピザを焼いたところで、窯の前にいたら、パーティーに参加することができません。

それでは、ピザ窯を移す意味は半減してしまいます。

そこで、ピザ窯をウッドデッキ上に移すことができないか、考えてみることにしました。



★ピザ窯はウッドデッキの上に


ウッドデッキはハードウッドで作っています。

ハードウッドとは、字のごとく硬い木です。

一般的に針葉樹と広葉樹を比べると、広葉樹の方が成長が遅く、その分硬くなるようです。

針葉樹は早く成長するため、中身が詰まっていないのか、柔らかいものが多いようです。

杉やヒノキは針葉樹ですが、柔らかくて肌触りのいい感じがします。

大して、薪ストーブで使われる薪は、広葉樹の物が多いです。これは、木が硬く中身が詰まっているので、ストーブの中で長持ちするからだと思います。

ハードウッドは密度が高く重い分、耐久性が高く、水に濡れても腐らなかったり、木材保護塗料を塗っていなくても長持ちします。

そのため、ウッドデッキなど屋外で使う建築物などには、ハードウッドが良く使われるようです。




人工木材というものもあるんですね。ハードウッドよりは長持ちするのでしょうか。




こちらはハードウッドです。我が家のデッキより黄色っぽい色だと思われます。



ウッドデッキ用の木材としては有名なウリンです。同じハードウッドでも木によって色が違いますね。

我が家のウッドデッキでは、床材としてパラジュと言われる木材を使いました。



これがパラジュです。見た目はウリンに似ていると思います。

ウリンと比べれば無名な樹種なので、ウリンの方が肌触りが良かったりなどの違いはあるでしょうが、見た目はよく似ています。

また、ヤニが多く、ウッドデッキを作った後に茶色い液体がデッキ下に垂れることがある、というのもウリンと似ていると思います。

建築費を安くつけるため、床の厚みを19mmにしたのですが頑丈で、4年以上が経過していますが、今でも腐ったり穴が開いたりもせずに元の状態を保っています。

このウッドデッキ上にピザ窯を載せることは可能なのでしょうか?



★ウッドデッキの上にピザ窯は載せられるのか


ピザ窯をウッドデッキ上に移せるか考え中です。



計画用の図面です。

左側の黒い棒は、洗濯物干し用のテラス屋根です。足より上側にはポリカーボネートの屋根が付いています。




我が家では、家族全体的にアレルギー持ちで、花粉やPM2.5などに弱いので、基本的に外で洗濯物を干しません。

なので、屋根がなくてもいいのですが、ウッドデッキ上で屋根に覆われている部分が多い方がいいので、テラス屋根のままになっています。

テラス屋根は屋根が丸く下がっていて、低い所は頭から少し上くらいの高さです。なのでテラス屋根ありの所では、ピザ窯を作るのは難しいと思われます。

他の所への移設も考えてみたのですが、そもそもハードウッドとはいえ、木の上にピザ窯を載せることはできるのでしょうか。



★計算はできないけど構造計算


ピザ窯本体は、耐火レンガやコンクリートブロック、セメントで作る予定です。





熱に強いレンガです。

火の当たらない所には、コンクリートブロックを使います。




耐火セメントです。扱いやすいので、ピザ窯を作る人の大半はアサヒキャスターを使っていると思います。

全部を合計すれば、300kgを超える重い構造物になります。

それだけの重さが1か所に集中すると、床材も不安ですが、それ以上に基礎にも影響が出そうです。



というのも、重いものを載せる予定はない、という判断で基礎のコンクリートの塊とデッキの脚の部分は固定していません。

ハードウッドの重さでずれることはないだろう、という考えでそのままにしてあります。

今までずれたことはないので、このまま使い続けることはできると思うのですが、この上にピザ窯を載せれば、何かしらの影響が出ると思います。

ということで、ウッドデッキの上にはピザ窯を載せることはできなさそうです。



★ピザ窯の建設候補地


ウッドデッキにピザ窯を載せないとすると、ウッドデッキに隣接した場所に土台を作って、ピザ窯を作ることになります。




図面上では、3か所ほど候補地があるように見えます。でも、①はカボスの木が植わっています。




カボスはかんきつ類で、大分などで多く栽培されています。スダチなどのように、使われる果物です。

妻がカボスが好きなので、我が家の庭にも植えてあります。

②は、ブドウの樹が植えられています。




庭には(この時点では)、シャインマスカット、スチューベンが植えてあります。




スチューベンは育てやすい品種で、毎年多くの実を付けてくれています。

糖度は高いのですが、種なしにしにくいため、あまり流通していないですが、ぶどうジュース作りなどで家族を楽しませてくれている品種です。

なので、③しか候補に残りません。

あの場所に土台を作ってピザ窯を作れば、ウッドデッキの狭い部分が解消されて、使い勝手のいいウッドデッキになりそうです。

でも、もともとピザ窯のある場所に移設するとなると、ピザ窯を解体してしまってから、もう一度作り直す必要があります。

どっちにしても移設するなら解体は必要で、持って運べるわけではありませんが、使える部分を分割して運ぶ方法は難しくなります。

他に場所がないのか、念入りに考えたのですが、どうも難しそうです。

そこで、



③の位置に土台を作り、その上にピザ窯を作る計画で進めていきたいと思います。

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