洗面台周りをいじってみた 製作編

★まずは3面鏡の内情を把握する


頭の中で考えていても、工程を具体的にイメージできるようになっていかないので、一度3面鏡を外してみることにしました。


自作のカバーを外すと中はこんな風になっていました。蛍光灯は外してあります。この裏側が見たかったので、ドライバーでネジを外してみます。


ネジ数本を外すと、蛍光灯の取り付け部分を取ることができました。

配線が2本です。この2本は多分プラスとマイナスなので、蛍光灯から取り外して、電球用の器具に点けることができるはずです。

資格があれば自分でやってしまうのですが、何となくの知識で触ってしまって、後で困ったことが起きるのは嫌なので、申し訳ないですが、友人に頼みます。



★解体はできるのか・・・


システム洗面台の、洗面ボウルと3面鏡をつないでいるプラスチックの枠の部分はタイルを貼ったままではうまく外すことができませんでした。

なので、友人が来たときに、3面鏡を固定しているネジを外した状態で、プラスチック用ののこぎりを使って、カットしました。


無事に外せました。


ここがプラスチック枠の切断現場です。

のこぎりを動かす幅がなく、かなり苦労しましたが、硬い素材ではなかったので、何とか切ることができました。


システム洗面台の裏から、これが出てきました。この穴の中に1口のコンセントが入っていて、そこから給電していたようです。


余計な工事を増やすのが申し訳なかったので、配線はそのまま使うと伝え、どの線が何につながっていたのかをマスキングテープに書いて貼っておきました。


こんな風にしておけば、後で工事が進んだときに分からなくなることもありません。


ブレーカーを落としたままだと、洗面所の電灯もお風呂の電灯もつかないし、洗濯機も回せないのでどうしようかと思っていたら、ソケットのようなものを付けてくれました。

こうしておけば、電気の通っている銅線に直接触れないので、通電したままで置いておけるとのことです。

次は電灯と曇り止めの鏡の設置のときに来てもらいたいとお願いし、仕事に行ってもらいました。

今度ご飯に行ったときにはごちそうしようと思います。



★既存の3面鏡を生かしたい


電気工事が一段落したので、鏡と収納を何とかしていきたいと思います。



前回外してもらった3面鏡の写真ですが、鏡を外してあります。下の方に1枚だけ残っているのですが、あとの2枚は外してあります。

この鏡を使って3面鏡の代わりにしようと思います。




もし、このDIY前にこの3面鏡を見つけていたら、これを選んでいたかもしれません。

鏡を取り外して、新たに枠を作って仕上げる作業はけっこう大変でした。

しかも3面鏡のうちの1枚を使うので、そのままだと細くなってしまいます。

ただ、そういう計画で動いているし、曇り止めがついていることは便利だと思うので、そのまま進めていきます。



使ったのは、SPFの2×2材です。断面が少し長方形になっていますが、40mm角くらいです。

この1面にトリマーを使って、溝を掘ります。




トリマーは溝を掘ったり、断面を加工するときに使う道具です。丸ノコやドライバーと比べると使う回数は少ないですが、持っていると便利な道具です。



木くずが詰まっていて、分かりにくいですが、下の方に溝が掘れました。

トリマーが高速で回転する力を利用して、木を削ってくれます。

溝が端に寄っているのは、曇り止めのヒーターが鏡の裏面についているため、取り付けるときにあれくらい隙間がないと困るからです。



少しでも見た目を良くしようと、スライド丸ノコで45度カットに挑戦です。




丸ノコだと、45度のカットなどがとても難しく感じていましたが、スライド丸ノコだと、台の角度を調整したら、あとはスライドさせるだけでOKです。



溝もきれいに掘れています。後は鏡の4辺に木の枠を取りつけて、固定するだけです。



コーススレッドは外側から角に打ち込みました。

コーナーもほんの少しだけ隙間があったので、パテで埋めてあります。




しっかりとくっつくし、固まるまでに時間がかからないので、便利でよく使っています。


このあと、パテの余分な所をやすりがけして、塗装すれば完了です。


塗装後の写真を撮っていなかったので、写真は取り付けのときにお見せします。

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