姿見を作ってみた

★リビングに姿見が欲しい


これは、2018年12月のDIYです。

以前に洗面台周りのリフォームをしました。




元々ついていた3面鏡を外して、洗面台周りに2枚付け替えたので、鏡が1枚余っている状態でした。


1枚余らせているのももったいないし、どこかで使えたらと思ってとっておいたのですが、妻からアウターを入れているクローゼットに姿見があったら、と話がありました。

渡りに船です(笑)。

写真の左側にあるような枠をつけた状態で、クローゼットの扉に設置すればいいので、今回はそんなに悩まずに作業をスタートさせました。



★クローゼットの扉の内側に設置する



設置場所はここです。作業自体は単純なので心配ありませんが、鏡をつけることで扉の重みが増えるので、スライド蝶番が耐えられるか心配です。
スライド蝶番は、普通の物と違って、蝶番が扉の外に飛び出しません。見た目もすっきりするし、扉同士が近い距離の場合も干渉しあいません。

また、付けた後に微調整ができるので、扉がぴったりと合わさるようにできるし、付けるときに神経をすり減らす必要もありません。

調べてみると、耐荷重もかいてありますが、商品によって違うのではっきりしませんが、扉の重さギリギリの蝶番は使わないだろうという推測のもと、気にせずに取り付けることにしました。


この貼る姿見だと、重さは14kgだそうです。

大きさがあると、けっこう重いようです。

我が家の姿見は、三面鏡の1枚を使う予定なので、大きさはだいたい6分の1くらいだと思われます。2~3kg増であれば大丈夫でしょう。



★作業開始


作業を進めていきます。


鏡はこれを使います。

こうやって見るとなかなかの大きさに見えます。



3面鏡として使っているときは、それほど大きいと思わなかったのですが、どんな状態で見るのかで感じ方が変わるようです。

まずは、鏡の周りの枠を作っていきます。


コーナーを45度にカットして組み合わせると見た目が良くなると思うので、スライド丸ノコを駆使して、45度カットしました。

刃の向きを調整するだけなので準備もあっという間だし、カットも簡単です。


私が持っているのは、Hi-kokiのものです。精度もよく使い勝手もいいです。

色んな人の話を聞いていると、やはりメーカー品を選んでおいた方がいいように思います。

安いものは安さに理由があります。こういう正確性が要求される工具で安いものを選ぶと、精度などで不満が残ることもあるようです。



SPFの1×4材をホームセンターで半分にカットしてもらったものを使っています。

縦に半分にするのは、家ではなかなか難しいです。正確に切るのも難しいですが、それ以上に安全に切るのが難しいです。

後はこの枠に鏡がはまるように加工していきます。



★切り出した木材に鏡をはめる


枠を切り出すところまで完了しているので、枠の内側に溝を掘って、鏡を入れる場所を用意します。


短い側が内側になるので、そちら側に溝を掘ります。

溝はトリマーで掘っていきます。

軸が高速回転して木材を削っていく道具です。

ものすごい木くずが出るので、家の中で使うのはお勧めしませんが、きれいに溝が掘れるので、あると便利な工具です。


こんな風に、木材を固定してトリマーの台の端に沿う木材を用意して削っていくと、ずれないできれいに溝を掘ることができます。


できあがりがこちらです。

45度でカットしておくと、端から端まで溝を掘っても外に溝は見えません。


短い方の辺も溝が入りました。組み合わせてみます。


きれいに合いそうです。

コーススレッドで固定することで、がっちり留まります。

目立つのが嫌な場合は、ダボを使うこともできます。
私は面倒なので、コーススレッドを使用しました。


逆光で見にくいですが、がっちり固定できました。

固定できたのにもう一度外します。塗装のためです。

色はミルキーホワイトにしました。


ばらした木材にしっかり塗装します。鏡をつけたままで塗装するなら、養生しないといけないので、外した方が早いと思います。


できあがりました。コーナーもきれいに収まったと思います。


取り付けてみました。

それなりに重さはありましたが、特に不都合なく使えています。

ここで出かける前に、アウターを着て身だしなみのチェックができるようになりました。

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