ピザ窯の下にワゴンを作ってみた 天板編

★ワゴンの天板を作っていく



まずは、周囲の枠作りです。

枠を作り、底板をはめて、その上にヘリンボーンの模様を並べていく作戦です。

枠を作るときに大事なのは、コーナー部分が90度になっていることです。

そのためにコーナークランプを使うと、しっかり90度の状態で木材を固定してくれるので、しっかりと90度にできます。
DIYをするなら、持っていて損はない商品だと思います。


枠ができたら、底板をはめて固定します。

枠のサイズ通りに切ったベニヤ板を、側面からコーススレッドで固定するだけです。

気をつけたいのは、底板の位置です。

ヘリンボーンの模様は、SPFの1×4材をカットして作る予定です。だとすると、底板から天面までの長さはSPFの厚みと同じ19mmになるとちょうどになります。


こんな風に枠に線を引いておきました。一番上側が19mmになっているので、底板は、真ん中の区切りの中に入るように固定します。

ワゴンの天板作りを進めています。


ヘリンボーンを置いたときに、枠の高さとそろうようにするため、底板は、高さを調節してつけていきます。


枠の一番上の部分から19mmの位置に底板を固定しました。

側面からコーススレッドを打っていますが、それだけでは強度的に不安なので、裏側に補強をしておきます。


板2枚を補強用に取り付けました。側面からコーススレッドで固定し、底板ともくっつけてあります。

底板は、ピザ窯作りで型枠にしたベニヤ板を再利用しているので、裏側はコンクリートが付いて汚いですね…。

外で使うワゴンなので、その辺は気にせずに進めます。



★ヘリンボーンの材料の用意



次に準備するのは、このような木片です。

SPFの1×4材を使っています。大きさは、43mm×129mmです。
横の長さが、縦の長さの3倍になるようにしました。

ヘリンボーンにもいろんな種類があるのか、並び方は同じようになっていますが、それぞれに微妙な違いがあります。

色々と見て悩んだのですが、私はこのサイズで進めることにしました。

作り方ですが、まずホームセンターで縦に半分にカットしてもらっておきました。

89mmなので、刃の厚みを考慮すると、43mmほどになります。


後は、スライド丸ノコの左側に木材を固定し、ここに合わせれば129mmの長さになるようにしておきます。

この状態で木材を左に左に送っていけば、どんどん43mm×129mmの木片が量産されます。


色は3種類用意しました。これは白です。水性ペンキのミルキーホワイトで塗装してあります。

DIYというより、日曜大工、という感じのイラストが入っていますが、中身は古くありません。


他の2色がこちらです。BRIWAXを塗りこみました。

SPFはもともとツルツルしているので、ワックスを塗りこんでもあまり染み込みません・・・。ジャコビアンとアンティークパインを塗りこんだのですが、薄く見えますね。


ヘリンボーンで作るワゴンの天板の準備が終わりました。


これが、天板の枠です。

枠の中にSPFで作った部品を並べていきます。


これが白のパーツで、


これはBRIWAXのジャコビアンとアンティークパインです。

それでは、パーツを並べて、ヘリンボーンを楽しんでみましょう。



★パズルゲームの始まり




各色が順番になるように置いていきます。置いたらそこにくっつくように、木工用の接着剤を塗ってあります。


端は、このようにぴったりの部品が入らないスペースができます。

真ん中に置いてある白も、そのままの大きさでは入らなかったので、小さくカットしたものです。

細かいパーツがたくさん必要になりますが、基本的には元々作っていたパーツと同じ形で、それが途中で途切れているだけなので、パーツをスライド丸ノコでカットしていくだけです。

私が使っているものも、Hi-kokiのものです。私が買ったときはまだ、日立工機と名乗っていましたが。

ハンドルを持って、丸ノコをスライドさせるだけで木が切れるので、こういう小さい部品をカットしていても安心です。


楽しい作業はあっという間に終わりますね。

きれいに並べることができたと思います。

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