ピザ窯をウッドデッキ上に移動させてみた 製作準備編

★さあピザ窯作りだ!


コンクリート床が乾いてしっかり固まって、枠も取り外せたので、ピザ窯を作っていきましょう。



ピザ窯本体は、コンクリートブロックで作ろうと思っています。

火が当たるところでは、コンクリートブロックだと良くないのですが、当たらない部分だと大丈夫です。

壁を作ったりするのに適しているため、形を整えるのがうまくできそうです。



コンクリートブロックの横の長さは1つで390mmです。目地を10mmとれば、1つで400mmになるようにできています。

ピザ窯の内寸を600mm×600mmにしたいと思っているので、そのままの長さだとうまくいかない所がでるので、長さを調節してカットします。

切るのはダイヤモンドカッターをつけたディスクグラインダーです。


高速で回転して、切断する電動工具です。

刃の種類によって、研磨もできます。



周りにダイヤモンドの粉が付いていて、石やコンクリートでも切断できます。

コンクリートブロックは、コンクリートでできていますが、けっこう簡単に切ることができます。

コンクリートブロックでピザ窯を作るのには、形を作りやすい、という以外にも理由があります。



★頑丈で安全なピザ窯にするために


大きくて重たいピザ窯が、地震などのときに崩れてしまっては心配です。なので、コンクリートブロックの空洞部分に鉄筋を通して、崩れないようにしておこうと思ったのです。

コンクリートブロックの中に鉄筋を通すための準備をしていきます。

ツルツルの鉄の棒では、コンクリートと絡みにくいので、こういうでこぼこのついたものを使います。

ホームセンターで購入すると、ベンダーというものを無料で使用させてくれます。

これを使うと、鉄筋を曲げたりカットしたりできます。

先にどんなふうに使いたいのかを考えておくと、曲げたり切断したりをしておけます。

中に鉄筋を通すといっても、ただ中に入れるだけでは意味がありません。

土台から固定する必要があります。

そこで、コンクリートの床に穴を開けないといけません。



普通の電動ドリルでは、コンクリートに穴を開けるのは難しいです。

パワー不足というのもありますが、ただ回転するだけではコンクリートを削るのは難しいようです。

上のドリルのように振動させながら回転するドリルだとコンクリートにも穴を開けられるようです。

ただ、土台にいくつか穴を開けるためだけに電動工具を買うのはもったいないので、ホームセンターのレンタルサービスを利用しました。



借りてきましたが、当日返せば1000円でいいようです。

ただ、ドリル自体は消耗品なので、自分で買わないといけなくて、それが1000円ほどしたので、結局2000円かかりました。



コードはぐちゃぐちゃですが、本体は壊れたりしていなくて、しっかり振動しながら回転してくれました。



5分ほどで、穴が4つ開きました。

5分で2000円、1分400円は高い気もしますが、これを使っていなかったら、インパクトドライバーを壊していたかもしれません。安全に穴あけできてよかったです。

使い終わったら、すぐに返しに行きました。

作業に夢中になって、返し忘れて延滞料金、などということになったら更に無駄にお金がかかってしまいます。

ここに鉄筋を差し込みます。


貫通するまで穴を開けていないので、どこまでも入るわけではありません。

鉄筋は、鉄でできているので、雨水がかかれば錆びてしまいます。

赤茶色に錆びるのは酸化するということだそうです。錆びてボロボロになってしまって支えになりませんが、鉄筋の周りにコンクリートがあると、コンクリートはアルカリ性なので、鉄筋は酸化しないので錆びずに済みます。

鉄筋とコンクリートはお互いの欠点を補いあって助け合う、優秀な組み合わせのようです。

なので、鉄筋の周りはコンクリートを詰めるように気をつけて作業していきます。


まだ立ててもいませんが、あんな感じで並べます。縦方向に長くなりますが、前側には煙突や扉などがくるので、窯の中は1辺が60cmの正方形になります。

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