リビング扉の裂け目を補修してみた

★補修作業スタート!!


割れがあって、ペンキがはがれている扉の補修をしていきます。



取っ手の近くがペンキのはがれが多く、左側の一部分で、モールディングに割れがあります。




モールディングとは、木の板などに貼り付けて使うもので、枠型の飾りになります。

本当に高級なものだと、1枚の板を削って、飾り枠にするのですが、なかなかそこまで手をかけられないので、板の上にモールディングを貼ることで飾りにすることが多いです。

同じモールディングは手に入らなさそうなので、今のモールディングの割れの部分を補修します。

補修に使うのは、



多用途補修パテです。2色に分かれたパテを混ぜていくと、硬化が始まります。硬化するまでに補修したい部分に埋めて硬化後に削って形を整えればOKです。



★パテで割れ目を埋めてみる



混ぜるとこんな色になりました。元々は青と白の2色になっています。薄い水色ですが、硬化後はほとんど白に近い色なので、あまり目立ちません。

手にくっつくので、本当はビニール手袋などをして混ぜた方がいいのですが、ビニール手袋への方がくっつくので、手袋はせずに混ぜています。


モールディングが浮いていたところに、パテを埋め込みました。真ん中のパテの多いところは、割れていたところです。


しっかり指で押し込んでおけば、後で外れたりすることもなくしっかり固定されます。




★削って調整


もう少し加減して、平らになるくらいで調整しておけばいいのですが、盛りすぎたので、紙やすりで削って調整します。

パテは、種類にもよると思うのですが、この多用途補修パテだと、紙やすりでドンドン削れます。


ペンキもはがれてしまいましたが、上塗りするので気にせずに削りました。

ここで削るのをためらって、平らにできていなかったら、ペンキを塗った後ででこぼでが目立つので、しっかり削って平らにしておきます。

と思って、大胆に削ったら、削りすぎたところもあったので、そこにはもう一度パテを入れておきました。


この時点では盛っただけなので、デコボコしていますが、この後やすりがけをしてきれいに平らになりました。



★塗装してみる



ペンキ一度塗りの後です。

・・・。

ちょっと目立ちますね・・・。特に下の方のモールディングと板の間の段差を埋めたところは、パテを盛りすぎているように感じます。

もう一度やすりがけをして、再度ペンキを塗りました。

もともと塗装してあるので、補修した部分を2度塗りしてから、全体をもう一度塗装しました。


光の加減でむらがあるように感じますが、実際には色むらもなく、きれいに補修が完了しています。

モールディングが浮いて割れたところも、言われないと気づかないくらいになりました。

扉を買い直したり、モールディングを付け直してしたら、大変なお金と労力がかかっていたと思うので、安く上がってよかったです。

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