テーブルの天板を変えてみた 準備編

★新婚当初から使っているダイニングテーブル


これは、2018年3月のDIYです。

我が家のダイニングテーブルは、新婚当初に買った物です。

買ってから10年を超え、全体的にガタは出てきていますが、構造としてはしっかりしています。

ただ、テーブル自体の雰囲気が、今の自分たちの好みに合っているとは言いがたい状態です。



これがそのダイニングテーブルです。

座る場所に引き出しが付いていてちょっとした小物が入れられるところや、構造がしっかりしているところは満足しているので、買い替えは考えていません。

でも、天板のつるっとした感じや色が今の好みに合いません・・・。



★天板の交換を考える


天板だけ買い替えることができるのか、調べてみました。




天板だけでも売っているようですが、これを今のダイニングテーブルの天板と付け替えるのは難しそうに思います。

足も買って、全部取り替えたらいいかとも思ったのですが、それにはお金がかかりそうです。




壁紙用となっているので、テーブルの天板に使うのは無理かもしれませんが、リメイクシートでも色を変えることはできそうです。また安くつきそうです。

ただ、食事をする場所なので、食べこぼしがあったり、机をふいているときなどに、剥がれてくるかもしれません。

そういうことになったら、結局貼り直さないといけなくなるので、リメイクシートはやめておくことにしました。

色だけだと、上から塗り直しても良かったのでしょうが、つるっとした感じが嫌なので、塗るだけでは解決しません。



★天板の上に貼る物をDIYしてみよう


そこで、この机の天板にはめられるような天板をカバーするものを作り、ダイニングテーブルの雰囲気を変えてみたいと思います。

食卓なので、

〇できるだけ隙間がないようすにする。
〇衛生上問題のない塗料を使う。

ということに気をつけていきたいと思います。

捨てて買い換えたいほど嫌なものではないし、構造はしっかりしているテーブル。

そのまま使い続けるのはストレスなので、なんとか見た目だけでも変えたい、ということで、DIYを進めていきます。



ダイニングテーブルの現状がこんな感じです。

男の子3兄弟が遠慮もなくアタックし続けてきたので、傷だらけではありますが、まだまだ使えるものです。

材料についてですが、1枚板の方が隙間に物が落ちたりすることもないし、高さもフラットなので、加工は楽だったので、合板かパイン集成材などを考えていました。




合板には2種類あって、ラワンとシナがあるのですが、シナの方が表面がスベスベなため、机の天板として使うなら、値段は高いですがシナの方がいいと思います。




集成材というのは、幅の狭い板同士を接着剤でつなげて、幅の広い板に加工したものです。

DIYでよく使うのですが、見た目もよく木目が見えるので、ワックスなどの浸透性の塗料との相性がいいです。

接着剤を使っていると書きましたが、よっぽど劣悪な環境で使うのでなければ、接着剤が剥がれてきて使えない、ということもありません。

ただ、接着剤でくっつけるため、合板と比べると分厚くなってしまいます。

元々ある天板の上にもう1枚板を載せるのに、分厚い天板を載せると、ダイニングテーブル全体として、とても重くなってしまいます。

そこで、作るならシナ合板かなと思い、妻に確認すると、合板は見た目が好きではないと言われてしまいました。

確かにのっぺりとした印象を受けます。

僕がDIYで使うときも、見た目を重視するときは針葉樹合板を使うことがあります。



針葉樹は成長が早い分中身が詰まっていなくて、柔らかく水が染み込みやすいため、強度的には普通の合板より劣ることがあるそうですが、木目がおもしろいです。

ただ、針葉樹合板であってもイヤだということなので、材料選びをもう少し続けます。

合板や集成材が使えないとなると、1枚ものの大きな板を買うか、幅の狭い板をつないで使うことになります。




こんな木材を使ってテーブルが作れたら幸せだなぁ・・・、と思いますが、値段のことを考えても重さのことを考えても、今回は選択肢になりません。




細い杉を板状に加工したものです。乾燥の工程をせずにカットしているので、乾燥後に収縮したり反ったりすることもあります。

また、粗材なので、表面がザラザラでサンディングなどの処理が必要になります。そして、板ごとに微妙にサイズが違ったりもします。

その分値段が安く、気軽に購入することができます。

なので、天板を作るのには使いたい材料ではなかったのですが、値段と加工性と好みを考慮して、この材料で作っていこうと思います。



★未乾燥の杉板で天板を作る


未乾燥のままで、塗料などを塗ると、中で腐りそうな気がしたため、購入後2週間ほど陰干ししておきました。

この辺は素人の考えることなので、自信をもって言えることではないのですが、天日干しをしてしまうと、太陽に当たる面が一気に乾燥して、乾燥していない裏側との水分量に差が出て、反りが激しくなる気がしました。

2週間くらいの乾燥では不十分ですが、早く作業をしたくてうずうずしていたので、作業を進めます。

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