池の水漏れを補修してみた 準備編

★我が家の小さな池


これは、2019年4月のDIYです。

我が家の庭には小さな小さな池があります。もちろんDIYで作った自作の池です。



小さな池ではあっても、メダカやミナミヌマエビ、カワニナなどが細々と生息し、少しずつ世代交代していきながら、毎年私を楽しませてくれています。

池を作った当時は、今よりも知識が少なかったので、あまり考えることなく、セメントに防水剤を混ぜて池をつくりました。


今だったら、プールライナーを使って作っていたような気がします。

素人の作ったものでしたが、防水剤がしっかり効いていて、水が抜けることはありませんでした。

雨が降らない日が続くと、水量が減ってしまうのですが、雨水タンクを設置してあるので、異常気象でもなければ、水の補給もできていました。

私は雨水タンクを自作しましたが、こういう市販のものを買った方が、メンテナンスはしやすいかもしれませんね。



★池から水漏れしてる・・・。


それが、大阪北部地震のあと、水のたまりが悪くなってしまったのです・・・。 

近くで様子を見てみると、どうも池のコンクリートに亀裂が入っているようなのです・・・。


この写真では分かりにくいですが、中央の下側に亀裂が入っています。


この写真だとわかりやすいですね。

水が減っていたので、雨水タンクから補給したのですが、補給後少しずつ減ってしまっています。

このまま放置しておくと、細々と世代交代しながら生きのびてきたメダカやミナミヌマエビやカワニナを危険な目に合わせることになってしまいます。



★池の補修方法を考える


何とかして水漏れが収まるように、補修をしていきたいと思います。

補修方法としてまず一番に考えられるのが、「防水セメントで隙間を埋める。」です。

防水セメントを作り、亀裂に押し付けるように塗っていけば、隙間は埋まり、水漏れも止まるんじゃないかと考えました。

防水剤という薬剤を混ぜれば、普通のセメントからも作ることができますが、水を入れれば防水セメントになるようなものもあるようです。

ただ、そのためには一度池の水を全て抜いてメダカなどの生き物を水槽などに避難させなければいけなくなります。


池の水は、こんな状態です。水量が少なくなったら雨水タンクから補充をするものの、基本的には自然なままの水です。

とくに浄化剤を入れるでもなく、ほったらかしですが、この程度の透明度を保っています。

それは、水の中にバクテリアがいて、水をきれいに保つように働いてくれているんだと思います。

一度池の水を抜いて補修してしまえば、自然のサイクルが成り立っている環境を壊してしまうことになります。

しかも、セメントは少しの間アクを出し続けるので、その間は水を張ることができなくなってしまいます。

長い期間、狭い水槽に生き物を閉じ込めておくのもかわいそうに思えてきました。

しっかりと補修ができるいい方法ではありますが、最終手段として取っておくことにしました。

続いて思いついたのが、「防水ペンキを塗る」という方法です。


缶にも「高級耐水コンクリート塗料」と書かれています。

池の表面に塗っておけば、水をはじいて防水が保てそうです。

ただ、亀裂の上から塗っても、結局亀裂は埋まらず、また地震などがあったときにはその隙間が広がって、塗装にも亀裂が入り、漏水が再開する気がします。

この方法も自信が持ち切れずに保留することになりました。

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