喫茶店のお湯の沸かし方を変更してみた 設置編②

★リメイクシートの購入


リメイクシートなどの買い物に行ってきました。

わたしは基本的に買い物が好きです。

どうすれば、今の問題を解決できるのか、を考えながら買うものを選ぶのはとても楽しいです。

DIYで一番好きな時間は、買い物の時間かもしれません。作りたいものが決まり、作るための方法を1通り考えてホームセンターに行きます。

言ってみると思っていたものがない場合もあるし、思っていた以上にその場にふさわしいものがあるかもしれません。

ただ、今回の買い物はあまり楽しく感じません。

自信のない色彩のセンスを問われるからです。

センスを問うてくるのが、連ドラを見ながら
「なんでもいいよ~。」
と言ってきた母親だからです。

なんでもいいと言いながら、気に食わないと文句を言うことがあるのを知っていると、買い物に気を遣います・・・。

おかんやし、言い合いになったら
「うるさいねん!!」
と言ってやることも可能ではありますが、

できるなら施主とは仲良くやっておきたいものです。

そうすれば、今後もDIYの依頼がもらえるかもしれないからです。

言うてても仕方ないので、買い物を済ませましょう。


早速この台に細工をしていきます。



電源は、写真の左側にあるカウンター下からとらないといけません。距離がけっこうあるので、それに見合った長さのOAタップを用意しました。

OAタップが台の上に置かれていると、見た目にも散らかって見えるし、コーヒーの粉水がかかると、火災や漏電の原因になってしまいます。

そこで、台の下にOAタップが入るように、台に穴を開けます。



ホールソーを持っていれば、穴を開けるのはそんなに難しいことではありません。

買ってきたゴムキャップに合わせた穴を開けました。

奥の方に転がっているのが、穴を開けた残骸です。



小さな穴だと、あまり何も気にしないで開けられますが、大きな穴を開けるときには注意が必要です。

ギザギザ部分が板にさしかかる瞬間に、一気に負荷がかかるので、手首に衝撃がかかることがあります。

あまり勢いよく回さずに、適度な勢いで切り始めるのがコツでしょうか。



★リメイクシートを貼っていきます


喫茶店の熱源交換DIYも佳境を迎えています。

たびたび、喫茶店の経営者でもある母の紹介をしていますが、まあまあ個性的なキャラクターです。

喫茶店をしていて、料理の腕前もそこそこなのですが、自分の非を認めるのが苦手なタイプです。

子どもの頃に食卓に並んだ料理の味が薄くて、
「なんか味せえへん!!」と訴えたら、

「あんまり味が濃いもんばっかり食べたら病気になる」
と返されて、しぶしぶそのまま食べ続けたこともあります。

薄味も、大人になれば、素材の味を楽しめるかもしれませんが、子ども心に物足りなく感じたものです。



ガスコンロのあったところに台を作って設置し、



電源コードを通すための穴を開けました。

DIY的にいうと、あまり技術を求められるところではないので、サクサクと進みます。

穴はホールソーを使ったので、きれいに開いていますが、



このままだと、お湯がこぼれたときなどに、電源コードに水がかかってしまうので、



ゴムキャップをつけました。

思っていたようなゴムキャップがなく、少し細工が必要でしたが、表から見て変になっていないのでよしとしましょう。

これで多少の水なら防いでくれそうです。

説明に時間がかかって、なかなか前に進んでいきません・・・。大したことないDIYの紹介にけっこうな時間をかけてしまっています。

母親の営む喫茶店のDIYなので、母親のことを紹介してきましたが、私は悪ガキだったので、子どもの頃にもいろんなことをやって母親に怒られていました。

大惨事になったのは、小学生の頃で、釣りで使ったワームを持って帰ってきて、そこらへんに置きっぱなしにした時です。

気づいたときには、ケースの隙間から脱出していてリビングの床を這っていました・・・。

家族で大騒ぎをして、床を掃いて回りましたが、少しの間、床に小さな物体を見つけるたびに、叫び声が上がっていました。

一度ワームがいたことを経験すると、床にある小さなものはすべてワームではないかと思ってしまうのです。


ガスコンロのスペースを埋める作業台に電源コードを通す穴を開け、ゴムキャップをつけました。

板がこのままだと、見た目も悪いし、防水性も低いので、リメイクシートを貼りつけます。



キッチンパネルが白だったので、リメイクシートも白にしました。

側面のキッチンパネルが少し焦げているので、余計にそこが目立つ気もしますが、今回ここの修繕は頼まれていないので、そのまま進めます。


見にくい角度から撮影していますが、流し台の左側にあるコンセントから電気をとり、




カウンターの下に固定して、右側まで這わせています。

見えないところを這わせておくと、作業時に邪魔にもならないし、水がかかるなどの被害も防ぐことができます。

ワームが這っていると叫び声が響きますが、電気コードが這っていても、誰も困りません。

わたしも何も考えていなかった子ども時代から、少しは成長してきたのでしょう。



ゴムキャップを切って、コードを通せるようにしました。

こういう風に切っておくと、下が見えないし、水などがかかっても、ある程度は防いでくれそうです。



★そろそろ仕上げ


おかんの喫茶店のDIYが続いています。

色遣いや見た目にも、あとで苦情が出ないようにがんばっています。

ただ、おかんのセンスもなかなかのもので、私は小学生のときに、上下黄色の服を着せられたことがありました。

まだ低学年だったので、用意された服をそのまま着て、でもなんとなく気持ち悪かったので、おかんに言ったのですが、

「いや、よう似合ってるやん!!かっこいい!!」
と言われて、送り出されました。

学校で、友だちから
「目がちかちかする。」とか
「どこに居っても分かる。」と笑われました。

それ以来、おかんの用意する服は信用せずに、自分の価値観に照らし合わせて、変じゃないか確認するようになりました。

ガスコンロのあったスペースが埋まったうえで、電気コンセントが台の下まできています。



電源タップも、USBがさせたり、



タップの向きが変えれたり、



などなど、おしゃれなものや便利なものがたくさんありますが、おしゃれ心のわからないおかんの喫茶店なんで、ベーシックな安物で十分です。

これは、おかんを見下してとか、復讐心で言っているのではなく、ただ見えない場所(台の下)で電気ケトルのコードをさすだけ、なので見た目や機能性は気にしないということです。

まあ、見える場所でもおかんの喫茶店におしゃれはさせたくありませんが・・・。



電気ケトルを置いてみました。

空いているスペースで、十分コーヒーを淹れることができます。



下のスペースにもコーヒーに関係する道具や材料を入れることができました。

もともとは、使っていない魚焼きグリルがあった場所に、まあまあな量の収納ができました。



実際に使っているところを撮影させてもらいました。

機能的に使えているようです。おかんにも、喜んでもらえました。

腹立つこともいっぱいあるけど、どこかにくめないおかんにはもうちょと喫茶店の経営を頑張ってもらって、DIYを発注していただき、ブログの記事に協力してもらいたいと思います。

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