ウッドデッキにガーデンシンクを設置してみた 構想編②

★計画を詰めていく


ウッドデッキ上にシンクを新設することに決まりましたが、ウッドデッキがせまくなるのはいやだなぁ・・・、と思ってしまいます。

けっこう広いウッドデッキだし、使い勝手のいい形だと思うのですが、ピザを家族で食べる時など、ウッドデッキの右半分に人が集中すると、動線の確保が難しくなることがあります。



ピザ窯がウッドデッキ上に設置され、現在のウッドデッキはこんな状態です。

ピザを焼きながらワイワイとみんなで食べようとすると、ウッドデッキの右側に人が集中して、机や椅子や作業台(ピザをこねたり作ったりするところ)が密集します。



実寸通りではありませんが、だいたいこんな感じでテーブルや椅子が配置されています。

どちらも廃材などを活用した自作のものなので、見た目はよくありませんが、壊れることなく使うことができています。

この状態でウッドデッキの上にシンクが来れば、渋滞が発生するに決まっています。

そこでシンクはウッドデッキの外に作成し、浮かせた構造にすることになりました。



★シンクを浮かせる方法を考える


問題はどうやって浮かせるか、です。

初めに考えたのは、コンクリートブロックで基礎を作って、その上にシンクを載せる方法です。

コンクリートブロックはサイズは決まっているので、ずれないように気を付けて積んでいけば、頑丈な基礎を作ることができるはずです。

ピザ窯をウッドデッキ上に移設するときにも、ピザ窯やピザ窯を載せる土台は、コンクリートブロックを積んで作っています。

ただ、ウッドデッキまでの高さで、シンクの広さ分ブロックを積もうと思うと、けっこうな時間と労力をかけることになります。

シンク自体には、大きな荷重がかかるわけではないのに、頑強な基礎を作る必要はないと考え、第1案は廃案になりました。

そこで第2案を考え始めました。


シンクの予定場所には、ウッドフェンスが貼ってあります。

どこにフェンスを貼っているかというと、ウッドデッキの基礎に乗っている束柱です。

他の束柱は、床板の下に入るように、根太と同じ高さでカットしてあるのですが、ここの束柱だけ、ウッドフェンスを貼る予定だったので、カットしていませんでした。

家の壁側の束柱は壁ぴったりに設置すると、根太を固定しにくかったので、壁から距離を開けて設置しています。

そこで、束柱の横に、根太の残り材を立てて、ウッドフェンスの柱にしました。

この2本を手前側の脚代わりにすれば、脚はあと2本用意すればよくなります。

2本でよければ、廃材置き場に単管パイプが置いてあります。



単管パイプは、高所作業をされる職人さんが、足場を組むときによく使われています。

壁の塗り替えや、家を建てるときなどに、家の周りをぐるっと囲んでいるものです。

パイプと、足を載せるための台と、パイプ同士を組み合わせるためのジョイントが使われています。

パイプとジョイントが簡単に手に入るため、単管パイプで小屋を建てたり、カーポートを作っている方も見かけます。

私も、過去に庭に日よけを設置したいと考えた時に、フェンスに沿わせて単管パイプを設置し、窓からオーニングを伸ばすために、単管パイプを3本購入しました。

ウッドデッキを作ってからは、使わずに置いてましたが、以前に実家の看板を設置するために、1本は使っていました。


が、今回必要な2本はまだ残っています。

また、シンクの天板には、屋外に置いて雨水タンクの設置場所になっているスチール棚の天板を使うことにしました。


記事内のタンクを置いてあるのが、スチールロッカーです。

雨水タンクのメンテナンスも考えると、もう少し低いところにあった方が使い勝手がいいので、天板をとっても問題ありません。

天板であれば、耐荷重は低いかもしれませんが、シンクとして使うぐらいなら問題ないと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿