★波板の雨漏り対策
では、実際に波板を張っていきたいと思います。
前回作ったパーゴラとの接続部分や壁沿いの部分は細工が必要なので、慎重に進めていきます。
ここは、1期目のパーゴラとの接続部分です。
1期目は壁際が2階バルコニーの下に入り込む形だったので、壁側から雨水が漏れる心配がありませんでした。
2期目は逆に壁に接する部分がたくさんあるので、雨対策が必要です。
アングル材の上側にしっかりコーキングしておけば、雨の入り込みを防げるはずです。
あとは、波板の端がどうなっているかが大事です。
左のように波板の端が下がっていると、隙間から水が漏れてきてしまいます。
右のように端が上がっていると、水は坂道を登っては来ないので、水漏れがなくなります。
接続部分なので、3~4山ほど重なるように、アルミのチャンネル材の部分は端が上がるようにして、接続完了です。
プロは、こういう工夫も当たり前のことになっていて、考えなくてもサッと手が動くんだと思います。
人生で何回かしかしないDIYレベルの自分にとっては、1つ1つが新しい壁なので、考えながら進めていると、結構時間がかかります。
接続部分が終わったので、どんどん波板を張り進めていきます。
ルールとしては、表裏を確認することと、隣り合った波板どうしは3~4山重ねて張る、ということくらいでしょうか。
波板によって、表裏が決まっているものと、決まっていないものがあります。
私が使った波板は決まっていなかったので、ラベルの向きだけそろえるように気を付けました。
表裏が決まっているものを、逆に張ってしまうと、対候性が落ちたり、持っているはずの効果が出ないことがあるそうです。
せっかく日差しを遮るポリカ波板にしたのに表裏が違って、暑いウッドデッキになったらもったいないので、確認して作業を進めます。
波板貼りは、新しい波板を張ってしまった波板の横に置き、脚立に乗って、波板の上に顔を出し、波板用の釘で固定する、の繰り返しです。
固定具にも様々な種類があります。私が使ったのはスクリュー釘タイプのもので、日光での劣化を避けるため、ステンレスタイプのものにしました。
しっかり固定できるのは、釘タイプよりもビスタイプのものだと思います。屋根の上に電動工具を出してネジうちするのは大変だと思いますが。
下地が木材ではなく、金属製の場合こういうフックも使うようです。下の釣り針のような部分を金属の柱に引っ掛けて使うようです。
場所移動のたびに脚立から降りて、また登って、釘を打って、また降りて、を繰り返すことに熱中してしまい、写真も撮れていませんでした。
★作業写真のない屋根貼り
最後の1枚だけ苦労しました。端なのでウッドデッキ上に脚立を置けなくなってしまい、ウッドデッキの下からは屋根に届かなかったのです。
結局2階のバルコニーからパーゴラの上に乗り、作業をしました。
自分の作ったパーゴラの耐荷重なんてわかったもんじゃないし、不安いっぱいでしたが、何とか最後の1枚まで固定することができました。
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