★ペール缶の中にサイクロンを作る
前回に続き、ペール缶のサイクロン化を考えていきます。
ゴミがペール缶の中に入ってきて、回転している間に重力に負けて落下していけば、ゴミはペール缶の中にたまります。
ただ、こんなふうに角度をつけてパイプを差し込もうと思うと、楕円形に穴を開けないといけなくなります・・・。
不器用な私には、無理だと考えました。
ネット上で、いろいろと探していると、
こんなパーツがみつかりました。
このパーツだけで、サイクロン方式が完結しているのです。
上向きの穴から空気を吸い込んで、集塵パイプを横向きの穴に差し込むと、このパーツの中で、空気が回転し、遠心分離が完了します。
外国製ですが、大きさも手ごろで、金属製なので空気が薄くなっても強度的に問題なさそうなので、購入することにしました。
DIY的には、手作業で組み上げていく方がいいのですが、今後ずっと使い続けていく道具なので、無難にいくことにします。
仕様が決まったので、作っていきます。
今のスマホより1周り小さいですが、それにしてもこのパーツの小ささがわかると思います。
上部の突起物がネジ穴になっていて、ここから上はペール缶の上に飛び出します。
他にも同じようなパーツがあったのですが、上部に飛び出す部分が大きいものが多かったので、このパーツは飛び出す部分が小さいことも利点だと思います。
これも同じような機能のパーツですが、下部の円形の部分までペール缶の上に飛び出します。
置き場所を考えると、ペール缶の中に納まる方が置きやすいと考え、こちらは採用しませんでした。
★集塵機と部品をどうやってつなぐか
まず、このパーツの穴と集塵機のホースの穴のサイズを合わせなくてはいけません。
ネット上で異形ソケットを探して、ちょうどいいパーツを見つけました。
実際の加工はあとで行うとして、これがあれば、ホースとの接続が可能になります。
先にペール缶のふたに穴を開けて、サイクロンパーツを取り付けたいと思います。
あまり大きな穴を開けてしまうと隙間から空気が漏れて、サイクロン式の空気の流れが作れなくなります。
パーツに紐を巻き付けて、印を入れて円周の長さを計測しました。
円周の長さ = 直径 × 円周率
小学校以来の数式でしょうか。
直径がわかれば、ふたの中心に円を描き、切り取ります。
無事に円が描けました。
長くなったので、カットは次回で。
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