両面時計をつくってみた 構想編

★庭にいると時間が分からない


これは2020年3月のDIYです。

我が家にはウッドデッキがあります。


家族が集える第2のリビング的な場所です。

ご飯を食べたり、お茶を飲んだり、庭いじりをするときにも、屋根があるので休憩する場所になったりもします。



庭から見えるウッドデッキはこんな感じです。

家の周りは田んぼが広がっているので、のんびりしていると時間を忘れてボーっとすることができます。

でもたまに、時間を忘れすぎて次の予定の時間が迫っていて焦ることもあります。

庭での作業に没頭しすぎて、ご飯の時間になっていたことを忘れてしまうことも少なくありません。

もともと屋根のなかったウッドデッキに屋根もかけたし、


屋根の拡張DIYも行って、快適な空間になっている今こそ、時間がわからないと困るようになってきました。




★ウッドデッキの様子


我が家のウッドデッキは、下の画像のような形をしています。



細長い形状で、画像の右手側に庭があります。

庭からの見やすさを考えたら、ウッドデッキの右端に付けるといいのですが、雨が斜めに入り込んでくるような状態のときに、時計が濡れてダメになってしまうかもしれません。

また、庭からは見えるけど、ウッドデッキからは見えないのも困ります。

かといって、ウッドデッキの真ん中に時計を設置すると、片側からしか見えないので、不便になりそうです。

ということで、ウッドデッキに設置できるような両面時計を探すことにしました。



★両面時計


結局はDIYのブログなので、自分で作ることになるのですが、ネット上で両面時計を見てみようと思います。

ネット上でもおしゃれな両面時計が見つかりました。

壁に取っ手をつけて、そこにかける形式のようです。ウッドデッキだと壁がないため、この形式ではかけることができませんが、一般的な両面時計はこういう形状だと思われます。


シンプルなデザインでかっこよく見えます。電波時計だと時刻がずれないので、調整が不要なところも便利です。



★さあどんな時計を付けるといいのか





付けるのは、このウッドデッキです。

壁掛け式にしようと思うと、中央に見える柱に付けることになりますが、それだと雨ざらしになってしまいます。

中の方につけようと思うと、柱が良い位置にないので、壁掛け式では対応できません。

壁につけられないとすると、天井からつるす形式のものになります。

ネット上で天井につけるタイプの両面時計を探したのですが、見つけられませんでした。

天井につけられた方が、取り付け位置が柔軟に変更できると思うのですが、見つかりません・・・。

推測になりますが、天井に取り付けると高さが問題になるのかな、と思いました。

設置する場所が高すぎると、目線を大きく動かさないと時計が見えません。

天井は250cmほどの場合が多いですが、壁に時計をかけるときは、天井の近くまで高くかけないことが多いと思います。




両面時計を作るにあたっての条件としては、パーゴラに取り付ける(天井に固定する)タイプになります。

設置方法も考えないといけません。

あとは、電波時計だと時刻の再調整が不必要なので、長く利用するのであれば、便利だと思います。

が、自作するのに値段の高い時計を入手して、作業中にうまくいかなかった・・・、では「まあいっか」とはなりません。

今回作ってみて、うまくいきそうであれば、次に作るときは電波時計でデザインのいいものを選ぶとして、今回は100均かそれに準ずるような値段の物を使用しようと思います。

ネット上で、時計の部品(ムーブメント)も見つけたのですが、







ここから自作してしまうと、途中で頓挫する確率が飛躍的に高まってしまうと思われるので、そうならないように時計は作らずに買うことにします。

サイクロン集塵機を作ってみた 配管製作編

★ホースとパーツの径が違う・・・



一番大変そうなのが、集塵パーツと集塵機のホースとの接続です。

そのままでは、口径の違いが大きすぎて接続ができません。


事前にネットで、口径の違いに対応したパーツを買ってあるので、これを使ってつなげばいいのですが、このパーツの寸法も、微妙に違っています。

家にあるものを使って調整しようと考え、作業をしていきます。



水道管を削ってみました。

ベンチグラインダーを使うと、すぐに削れますが、プラスチックなどを削ると、粉塵が大変です・・・。

粉塵を吸い込む集塵機を作っている途中に粉塵に悩まされるのも・・・、と思ったのですが、早く作って粉塵に悩まされないようにするために、粉塵に悩まされます・・・。



先ほどのパーツも実際に使う口径の所でカットしました。

でもこれでは少し口径が足りません。

最後は微調整になりますが、このパーツの外側にゴム板を貼りつけてサイズ合わせをします。

ゴムだと多少伸縮してくれるので、隙間を作らないで済むはずです。



接着剤はこれを使いました。最近こればかり使っています。

圧着が必要ですが、きちんと圧着しておけば、かなり頑丈にくっついてくれます。



ゴム板をつけて、ゴムを巻き付けて、くっつくまで待ちます。



こんな風に配管することができました。

もともとのサイクロン集塵機のパーツの口径が小さめなので、それ以上に吸い込み口が小さくならないように気をつけて組み合わせました。


上側は、空気の流れる場所です。

ここは木くずは通らないので、細くなってもいいから空気がもれないようにと、金属のパーツにソケットがささるようにしました。



ゴミを吸い込む部分の配管です。

どうしてもうまい組み合わせができず、一度配管が狭くなってしまっていますが、ホースの部分と細いところの径がそれほど変わらないので、大丈夫だと思います。

配管が完了しました。


設置場所を決めて、使いやすいように配置しておこうと思います。

RYOBIの集塵機本体も


サイクロン集塵機も、普段は中を覗く必要がありません。

集塵ホースの先が必要な場所に出てきていればOKです。

なので、作業台の下に設置することにしました。



集塵機本体の設置場所です。

こちらの方が普段中を見ることが少ないので、一番奥の手の届きにくいところに設置しました。

中を確認するのも年に1回あるかどうかと思われます。


サイクロン集塵機は、定期的に中身を捨てないといけないので、作業台下ではありますが、手の届きやすいところに置くことにしました。


写真のように、パーツはすべて蓋についてあるので、蓋だけ外せば、ペール缶はペール缶だけになります。

ゴミ捨てなども、缶だけを持ち運べばいいので楽です。

実際に電動工具と集塵機をつないでみました。


スライド丸ノコです。

もともとこの位置に集塵バッグがついていたのを外して、ホースをつなぎました。

多少は、丸ノコの周りに木くずが残りますが、サイクロン集塵機に木くずがたまっています。


集塵機本体の写真は撮りませんでしたが、木くずは見られませんでした。

細かな粉塵は、多少集塵機までいくかもしれませんが、これだけ遠心分離できれば、ゴミの処分はかなり楽ちんになります。

木くずは、土壌改良にも使えるんじゃないかと思ったので、葉っぱのゴミや古い土と一緒に混ぜて、ベランダストッカーの中に入れてみています。



イメージは、自家製堆肥を作る際の米ぬかの代わりにならないか、という感じです。

こちらの方も、うまくいったかどうかを後日お知らせできればと考えています。

ホースを1本買い足して、掃除用の配管も用意しました。

これで、小屋中に飛び散った粉塵も掃除できるし、トリマー用の集塵もできるようになりました。

とりあえず木を切れるように、木を削れるように、から、ゴミが散らばらないように、と考えられるようになったのは進歩かなと思います。

こんな風に少しずつ作業性が高い作業小屋にしていければいいなと思っています。