クローゼットを改良してみた 構想編

★使い勝手の悪いクローゼット


これは、2020年8月のDIYです。

我が家のリビングには、クローゼットが2つ並んでいます。

改造前の写真を撮っていないので、言葉で説明するが難しいのですが、階段の下のスペースをクローゼットにしていて、階段の段の高さに合わせて、2つの高さのクローゼットになっています。

200cmほどの高さがある方は、アウターをかけたり、姿見をつけて出かける前にチェックしたりと、それなりに使い道があるのですが、低い方が問題です。



分かりにくい図で恐縮ですが、階段下を利用したクローゼットです。

リビング側のみに扉がついているのですが、高い方は階段の配置の関係で、奥行きも1m弱です。



階段は、矢印の方向に上がっていく感じです。

低い方は、それなりの高さの所に配置されているので、奥まで使えるようになっています。

奥まで使えるのは収納量が増えるのでありがたいことではあるのですが、

図のように奥行きが深く狭くなるため2mほど奥まで体を突っ込んで使うのは現実的ではありません。

そこで、過去のDIYで、洗面所側の壁を破って扉をつけて、どちら側からも使えるようにしていたのです。


ついでに、高さの違うところで壁を立てて、物が奥に入り込んでしまわないようにしています。

このDIYで使い勝手は向上したのですが、リビング側も洗面所側も奥行きが少しずつ深すぎて、スペースの無駄が多い状態です。

しかも、我が家は妻も私も持ち物が多く、気を抜くとリビングに物があふれてしまう状態です。

そこで、この低い方のクローゼットを改良して、収納量と使い勝手を向上させることにしました。




★改良の仕方を考える


リビングに2つあるクローゼットのうち、背の低い方の1つを使い勝手のいいように改良することにしました。



現在は、2つに分けて、リビング側と洗面所側からものが取り出せる状態です。

高さがあれば、1mくらいの奥行きでも体ごと入ればいいのですが、高さがないとしゃがんで奥まで手を伸ばすのがつらいです・・・。



よく押し入れなどに入れるこういう収納ケースも、奥行きは74cmです。



中のものが取り出しやすい、こういう形状のものだと40cmほどしかありません。

そこで、両サイドだけでなく、間からものが取れるようにすれば、ということになりました。



矢印の方からも取り出せるように、ということです。

ここは私が書斎として使っているので、それほど収納が欲しいわけではありませんが、取り出し口を3つに分散することで、扉からの距離が縮まり、物が取り出しやすくなると考えました。



分割が細かくなっていますが、リビング側の左手側は、30cmほど扉の横にスペースがあり、物が入れにくい場所になっていました。

そこで、扉と収納を同じ幅にして、余ったところも書斎側からの収納にすることにしました。

実家のシンクを磨いてみた

★たまには親孝行でも


これは、2020年5月のDIYです。

私の母親は喫茶店をしています。

その喫茶店のシンクがなんだか汚いのが気になっていました。


これでも、シンクの周りの物をどかせて洗剤でシンクを洗った後です。

とにかく傷だらけで傷に汚れがこびりついている感じでした。

汚れは取れたものの、このまま傷を残しておいたら、またそこに汚れがこびりついてしまいそうです。

そこで、母の日も近いので、シンクを磨いてみることにしました。

磨くとはいっても、普段木工DIYで使っているような、150番とか300番のサンドーペーパーで磨いてしまうと、余計に傷がついてしまいます。

もう少し高い番手のサンドペーパーを用意しました。

ようは、シンクの傷より細かい砂粒で磨けば、傷も消えるだろうという考え方です。



★研磨開始




800番からスタートしました。

木工では使わないような番手ですが、シンクを磨くと少し傷がついたような気がして焦りました。

続けていくと、もともとあった傷がなくなっていったので一安心しました。



多少ピカピカしてきたでしょうか。



続いて1000番です。ただひたすら磨くだけです。

耐水ペーパーなので、ときどき水で金属のカスを流しながら磨きます。そのまま磨いてしまうと、金属のカスで傷がついてしまいそうに思います。


さらにピカピカしてきました。

画像では1000番が写っていますが、続いて1500番にしました。

ほとんど削りカスのようなものが出ませんが、水が灰色っぽい色になっているので、削れてはいるのでしょう。




凹み傷は直せませんでしたが、母も気になっていたようで喜んでもらえました。

DIY的にはあまり満足度の高いものではありませんでしたが、母が喜んでくれたので、よしとします。

枕元に棚を作ってみた 脚編

★脚をつける


棚本体は組み上がっています。



パーティクルボードは安いのが魅力的ですが、細かい木片を接着剤で固めているので、見た目があんまりです。

最終的には、妻がリメイクシートなどを貼って仕上げるとのことなので、見た目は気にせずに進めます。



いろんな柄があるので、どんな材質で作っても木製に見せることができます。

お金があるなら、本当の木材で丁寧に作りたいと思うのですが、ない袖は振れません・・・。

脚の加工に入っていきます。

加工にはスライド丸ノコが大活躍します。



安全に正確にカットすることができるので、DIYでの活躍度は断トツで一番です。



普段は「0」に合わせて使っているのですが、少し斜めにしています。



長さがそろうように、棒の端がこの位置に来るように固定します。



よく見ないとわからないですが、斜めにカットできました。

脚のカットまでできています。

脚が外広がりになるようにしたいので、斜めにカットしています。



脚の太さを変化させるのは大変そうなのであきらめましたが、脚を外広がりにするのは断面を斜めにカットすればできそうです。


固定する場所を決めたら、先に下穴を開けておきます。

下穴で打つ位置が決められたら、脚がしっかりと外に向くはずです。


うまくいきました。

棚側と床側の両方ともを同じ角度で切っておくと、床に置いたときに、がたつかずに安定します。



内側から見ると、こんな感じです。

あの太さの丸棒にコーススレッド4本では、多すぎる気もしましたが、細い脚で重たいパーティクルボードを支えるので、慎重にいきました。




こんな太さの脚にコーススレッドを4本も打っていたら、2本だけでしたが丸棒が割れてしまいました。

上の写真は、割れたところに木工用接着剤を入れて、クランプで圧着しているところです。



私が使っているのは、国産のものですが、最近このゴリラという接着剤が気になっています。

接着力が強力なようなので、一度使ってみたいなと思っています。

木と木をくっつけるときには、クランプで強く押し付けると、木の繊維に接着剤がしみ込んで強く接着できるようです。

くっついた後にコーススレッドを打ち込んでも、もう一度割れることなく、固定することができました。

できあがったので、部屋に持っていきます。

パーティクルボードで作ったので重かったです・・・。


最終的には、リメイクシートなどを貼って完成させようと思いますが、その作業は妻に頼む予定なので、とりあえずここで完成です。


床に物が雑然と並んでいたことを考えると、すっきりしたと思います。


2つ並べると、こんな風になりました。

床に埃が落ちていても、これならすぐに掃除ができます。

スタンドライトの置き方が微妙なので、工夫していきたいと思いますが、枕元がすっきりしました。