窓枠の中に棚を付けよう 組立編

★さっそく作ろう


材料の買い出しをしてきました。


SPFの1×4材です。

買ってきた材料のうち、3分の1を幅が半分になるようにカットしてもらっています。

例えば、6本だと2本を半分ずつにします。そうすると、半分の物が4本、元の幅の物が4本になるので、組み合わせると、元の幅の1.5倍の幅の板を4本作ることができます。


2枚の板を並べてみました。この2枚をつなぎます。

ビスケットジョイナーなどをもっていると接合が早くきれいにできるそうなので、ほしいと思っているのですが、けっこう高いので買うことができていません・・・。



マキタだと、ジョイントカッターというそうです。

2枚の板に円形の穴を開け、その穴にビスケット状の板を差し込むことで板を接合するそうです。

こんな大掛かりな道具を使わなくても、ダボ継ぎという方法でも板を接合することはできます。

板の同じ位置にドリルで穴を開けて、その穴にダボを差し込んで継ぐ方法です。



過去に挑戦したことがあるのですが、不器用だからということもあると思いますが、接合位置がずれたりしてきれいに継げませんでした。

今回は、窓枠の中に収めるだけで、強度も必要ないので、板同士をビスでつなぐ方法を撮ろうと思います。



★板を接ぐ


板を接合していきます。


接合する面に木工用接着剤を塗りました。



木と木を接着するときには、木工用接着剤が良いそうです。木の繊維の間に接着剤がしみ込んで固まるので、強固に接着されるそうです。

ビスで固定しますが、ビスだと打った部分しか固定できないので、接着剤を塗って、面全体で固定できるようにする方が強度が上がるようです。

この後、接着剤は全体に塗り広げて、少し乾燥させます。

ベトベトのうちに接着するより、2~3分ほど乾燥させてから貼りつけた方が強度が高まると聞いたので、やってみています。


遠目で、細かい部分は見えませんが、ビスで板を継ぎました。

短い方の幅が43mmほどなので、70mmほどのビスでつなげば、十分に固定できました。

板がねじれていて隙間が空きそうなところは、クランプで引っ張っておいて、追加でビスを打ちました。



F型クランプがあると、幅の広いものを接合するときにもしっかり押さえてくれるので、便利です。

あとは、同じ作業の繰り返しです。

板の接合までできています。


接合できた板同士を組み合わせて、棚にしていきます。


★強度を出す


ジョイントカッターなどを使わずに接合したので、強度があまりありません。

そこで、棚板は互い違いにして強度を上げることにしました。


窓枠の厚み、寸法、板の厚み、枚数、組み合わせ方を計算して、枠の幅、高さを決めていきます。

こういう計算が一番苦手で、いつも計算間違いをして、作り直しを迫られます。

ダイニングの窓に設置するため、見た目が大事です。きれいに組み合わせるためにコーナークランプを使いました。



板と板にこのクランプを挟み、90度になっている状態でビス留めができるので便利な道具です。

互い違いになるようにするために1段ずつずらして固定するため、面倒ではありましたが、何とか固定することができました。

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